置き鞄/夢日記

■060507/SUN■

JR駅から家までの道の途中、線路に置石ならぬ置鞄がされているのを発見した。それも一つではなく四つも。それぞれの間隔は2、3メートルで、鞄は地元の中学校の指定鞄だった。

友人(夢の中の人)は、慌てて全部を取り除こうとするが、同時に踏切が警報音を鳴らし始める。見れば先ほど降りた駅から下り列車が発車してくる。二人は慌てて線路を離れ、踏切へと走った。どうやら緊急停止装置を使う方がいいかもしれない。

鞄は線路に掛かるようには置かれていないため、もしかすると車両と地面の隙間に入って大事無く通過するかもしれない。そう迷っているうちに列車は問題の地点へと近付く。

これ以上タイミングは遅らすことは出来ないだろう。

僕は意を決して緊急停止装置のボタンを押した。

しかし、列車は少し間をおいてから反応し、結局鞄の上を通過して停車した。やはり杞憂だったらしい。

運転手がこちらを見ている。

逃げずにちゃんと事情を説明した方がいいだろう。

僕らは小走りに列車に近付き(実際には走っていない一輌編成だった)、窓から顔を出した運転手に事情を説明する。

ちょっと話して、運転手は運行管理局に連絡を取り、僕らは鞄を線路脇に除けて去ることとなった。

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置き鞄…どういうイメージだろう?

最近の中学生は何をしでかすか、俺にも理解できんということ?

それとも、何かのタスクの象徴で、それをやり過ごしたということ?

う~ん…分からんね。