夢日記060425

■06.Apr.25.tue■

山の中腹の小さな稲荷神社。

境内の桜の大樹はちょっとした花の名所で、こうやって夜桜を楽しみに多くの人が訪れる。

ただ、僕ら一家はそんな人々の喧騒からはやや離れて、神社の上手のやや地面がせり出したところへ向かう。

そこであいつは死んだ。

毎年この季節に彼の死を悼む。

桜の開花はその合図なのだ。

この場所から見下ろす灯火に照らされて透ける桜の薄桃色は、いつもどこか哀しくて、けれども彼も楽しんでいるのだと思えて少し嬉しくもある。

□ □ □

…誰か死んでます。

知らない人です。

夢の中で知らない知り合いが死んでいる事は、割と、あります。

少し遅い花見ですね。綺麗でした。