交流戦のことを忘れてない?

なんか野球界に色々ありすぎてすっかり忘れられている感のある交流戦の話をしたいです。

今シーズン初めて開催されたプロ野球交流戦。非常に好評だったし、成功だったと思います。

来年以降も続けていくべきでしょう。

しかし、もっと改良すれば、もっと面白くなると思います。

そう、交流戦改革の話をしたいのです。

改革の軸は、1チームあたり全36戦を18戦ずつ2回に分けて行うこと。

王監督もおっしゃっていましたが、1月半は長すぎて中だるみします。

理想は「5月ゴールデンウィーク明け」と「7月オールスター後」の二期分割。

流れはこうです。

4月、一ヶ月同一リーグで戦い、ゴールデンウィークで一区切り。

5月の2週目、3週目、4週目で交流戦の前半18試合を一回り消化。

6月からはまたリーグ戦に戻る。

7月、オールスター後に交流戦の後半18試合を行う。

オールスターが明けた頃、つまりリーグ戦の順位が気になる頃に、別のリーグと戦わなければならないもどかしさ。前半戦で苦杯を嘗めさせられたチームは、「そういや痛い目合わされたな」と思い出してリベンジに燃える・・・。

前半後半を分けたほうが、「前半では○○が優勢でしたが・・・」なんかのマスコミのアオリも効いて、盛り上がると思います。

そうして、7月4週、8月1週、2週で交流戦が全日程を消化し、喜んだり落ち込んだりする間もなく、佳境となったペナントレースに戻るんです。

交流戦やっている間にオールスター前の状態から順位が変わってたりして、かなりエキサイティングになると思います。

今年の場合を例に出すと、中日は前半かなりの星を落としたものの、後半は五分で終えて何とかプライドを保ちました。しかし、これを僕の私案に当てはめると、前半はダメージを負ったまま終えることになり、6月のチームのムードは最悪のままだったのでは?そして優勝戦線で優位に立つためにも7月の交流戦を必死で挽回しようとしたのでは?

楽天は7月は調子が良かったですから、7月の交流戦後半で前半の借りを返してセ・リーグペナントの行方を左右したりしたかもしれません。

どうでしょう?

僕は「5月ゴールデンウィーク明け」と「7月オールスター後」の二期分割を(人知れず)推奨します。