ホップ・ステップ/夢日記

■夢■

コバルトブルーの海。

しかし、南洋のように澄んではいない。風浪が強すぎて白く濁っている。ミルキーな色合い。

僕は砂浜に立って、ときどき強く吹き付ける風とそれに乗って皮膚を打つ砂粒に目を細める。

右手から防波堤のようにフロートが伸びてカギ型に曲がっている。砂浜に並行するフロートの向こう側に、何か白い塊が波間に見え隠れしている。僕は小首を傾げてフロートの根元へと向かう。

フロートは四角くて、波に揺れていた。そしてその上に2009年のジャンプが1号から順番に載っていた。

よく分からないがこれを踏んでいかなくては先へは進めない。躊躇なく踏み越えていく。

潮の飛沫が顔を打ち、服が少しずつ湿っていくのが分かる。僕は足元を確かめながら進む。なんか、『NARUTO』の表紙がやたら多い気がする。あとは『BLEACH』が多いかな。『ぬらりひょんの孫』は今年―じゃなくて去年はすごくがんばったと思う。今年は京都編後が問題かな。

フロートの先端まで来た。

白い塊は腹を晒して浮かぶ流線型の生き物だった。頭部と尾部は濁った海中でよくわからないが、白と……時折見える黒い部分のツートンカラーに、この膚の滑らかさ、そして、167センチの僕よりでかい海洋生物となるとシャチくらいしか思い浮かばない。

正体に一応の納得を見出した僕は、それ以上なにをすることもできない以上は浜に戻ることにした。これがビニール袋なんかだと拾って帰る所だが、自然物ならばそれが元に還るに任せるのみだ。

僕はまたジャンプを踏み越えて浜へと向かう。

□醒睡□

よくわからん。意味はないのだと思う。

多分、GIGAZINEのこの記事を見たせい。⇒「週刊少年ジャンプ2009年号総まとめ、ジャンプ1年分の価格や連載終了作品の掲載順位の推移などいろいろ出してみた」

いいのかこんなんが初夢で……。

ま、淡い記憶では海に来るまでにいろいろあったのさ。憶えてないけど。