v.s. Myself/自己言及

何も手につかなかった先週が過ぎ去った。

こういう週が時々あるが、過ぎてみるとなんであんなに自分の弱さに対して無抵抗だったのだろうかと腹が立つ。

極めて苛立たしい。

そして、もう今は明日だ。

問題のある表現だが感覚的には正しいとして済ませたい。

そうやって自分が成した言行に対して正面から取り組む姿勢が、先週とは流れが変わった事を改めて僕が無意識に僕自身に自覚させる。そして、このような自己言及自体が時間の無駄、思考の無駄、終わり無き終わりの如き無為だと糾弾する。

しかし、実際としてこのような正確な描写はこういう時にしかできない。

それ以外の時にはそれは感傷に歪んでいたり、自棄に焦げ付いていたりする。

それは駄目なのだと考える。

こうやっていつも自分自身と対等に戦えていたらいいのに。

いつも自己を自覚しないまま自然と敗北している自分を後に発見して自失する。

怠惰の無限ループ。

だが、上記の自覚すべてが転調の証拠。

曲調が変わり、次の歌い手が舞台に上がる。

そんな日曜日の終わり。