映画『AVATAR』/映画感想
2Dで観ました。
3Dだったら酔ってたかも。
なんとなく、『ロボコップ』を思い出した。
最後のワークローダー?なんかそういう、ロボットと主人公の戦いを観ながらそう思った。
あれは、スラムの人たちの権利を守ったんだけど、それとも違うテーマだよね。
あれがアメリカに受け入れられたっていうのが、心理的変化を意味するのかどうかってのはわからない。っていうかたぶん違う。それは結構前からある。
ただ、3Dが新しいって気はする。
ナヴィの造形は、『キャッツ』を思い出した。猫顔って、親近感を感じる限界なのかも。
途中からヒロインがかわいくなったと思ったけど、俺の中の印象なんて音声の部分がだいぶ大きいからなぁ。笑い声だけでかなりポイント高まってしまうんです。
宮崎アニメの影響って言う話があるけど、リスペクトはあるんだろうなぁ。
宮崎アニメは、造形的なものをリスペクトしたような話が多いけど、アバターの場合もそんな感じ。
鎖でつながった浮遊する岩って何かで見たことあったり。
映像的には、3Dは、現実感を覚えて欲しい!という映像作家の欲求を、より伝わりやすくするものなのかも。
2Dだと、不用意に視聴者を揺さぶるものとしか捉えられなかった、視聴者方向への飛来物がかなり多かったと思うし、見下ろす仕草はすごく多かった。そういう臨場感を味わって欲しいけど、人によって視覚と平衡感覚の結びつきって強さに強弱があるんだよな。僕は車酔いしやすい、視覚と平衡感覚の結びつきが強いタイプで、2Dでも十分なんだけど。
なんかそういうことを思った。
ストーリーは、うまく作ってあるよね。
テーマ的に新しさはそんなに無いかな……ってのはさっき書いたか。
これからの世界って、新興国がこれまでこの映画のように先進国が野蛮に振る舞ったのを真似する恐れ、に対して答えを持たなきゃいけないと思うので、このテーマはもう古いんじゃないかな?と思わなくも無い。
(なんかやたら挑発的な感想だなぁ……)
以下は、観ながらメモったつぶやき的感想。
なるほど、最初の水滴のシーンとかは、3Dなら仰け反るところなのだろう。
あと、飛行機雲を視点が乗り越えるシーンもそうかな。でも、想像力を働かせればそういうのを疑似体験できる。
特に『スウィーニー・トッド』はきつかった。画面の向こうの視聴者に向けてナイフを振り回しやがったからな。
乗り物がいちいち黒煙を上げるのは、そういうテーマだからかな。
今見ているのが英語版日本語字幕付きじゃなくて困る。英語が聞きたいところだな。試しに日本語字幕を付けてみたけど、結構違ってる。ニュアンスが気になる。意味はわからなくても語感でニュアンスが分かるから英語音声が欲しいのに……。
あれ?アームスレイブじゃね?って逆か?ワークローダー?
まあ、マニピュレータのアイディアなんてそうなるわな。
サンプル最終で情報伝達をしているっていう時点で、ネタがたぶん分かった。
猫顔ってキャッツもそうだけど、親近感が許される範囲内だよね。
ヒロインかわいい。
おお、なんか、ラピュタだ。
神経節が外側に伸びていて、それを髪で編み込んで保護しているんだな。ふーむ。
これ、デザインされた生き物だろ。
なんぞこの地形。どういう作用でこんな地形になるの?リングが地面に埋まってるようにしか見えないんですが?
「ガンシップ」って言ったけど、それはナウシカのガンシップのイメージでいいのか?
CGすげー出来だな。
細かいところで、視聴者の現実感を揺さぶってきてるよね。地上でも空中でも視点の揺れ方を研究し尽くした感じ。
欲に目が眩んだ人間って野蛮だよな。
ミサイルで、木が無傷だったりはしないか……ラピュタじゃないもんな。
ヘリパイロットのねーちゃんいいな。ムチムチで。
対照的にムキムキダメだろ。外しまくりというより、防弾ガラスに撃ちまくった挙句、開口部が見えて……ってグレース被弾しとる。
いや、それ、成功しても治ってねぇw生まれ変わってるwあと、エイワすごすぎだろ。パネェ。
集結するのはいいけど、兵糧どうすんの?って思っちゃダメ?
あの、その弓の弦は何で出来てるんですか?あと、ナヴィの筋繊維も。
ムチムチねーちゃんに死亡フラグが……。
これはひどい負け戦……。全滅レベルの損耗率じゃねぇか……。
ていうか、ヘリに脱出装置ねーのかよ!
あー、ダメだ。犬とかそういう動物とかそうだけど、野生生物との戦闘とかホント難しいだろうなぁ。
待て、そのアームスレイブのショックアブソーバーどうなってんだw
待て、この黒い生き物何で出来てるんだw
って、やっぱ物理兵装つえぇw
あー、すげぇ。「ロボコップ」思い出したぞ。今回はこっちは生身だが。
トルークマクトは、火くらい吐きそうだよな。でも、その硬そうなトサカは飛ぶときに邪魔と違うの?
そういう終わり方ですか。