#nowreading『煙か土か食い物』/小説感想
舞城王太郎の『煙か土か食い物』が天才の犯行過ぎて生きるのが辛い。
まだ半分しか読んでないけど、これがデビュー作とか頭がおかしい。
ていうか、メフィスト賞はおかしすぎる。
文体が壊れているようで、壊れてない。ギリギリのラインを保ってる。
まあ、なんていうか、才気がコークのように溢れすぎなんだけど、でもこれって、プレートテクトニクス的な才能だよね。
何かしらの溜め込んだものをぶっぱなすような。
そして彼岸の彼方にイッたのが『阿修羅ガール』っぽいけど。いや、むしろこういう作風が修羅道なんだろうけど。
そのまま彼岸から還ってこなければ、ただの凡夫なんだけど、これはいつかエネルギーを溜めて帰ってきそうだ。
パネェ。