GAINAX『トップをねらえ!』/アニメ感想

まー、たいがいアニオタですか?って印象でしょうか?

うーむ……。なんか違う気がするが、まあそれでもいっす。

Gyaoで2010年4月30日まで無料で視聴できます、→トップをねらえ![B-ch]

正直ね、あんま面白さがわからんかった!

いや、1988年でしょ。僕7歳ですから、パロディの元がさっぱりわからんのです。

マクロスすら見たことねー。イデオンわからねー。もろもろわかんねー。スポ根ぐらいしかわかんねー。

しかも、手垢がついた表現だからこそパロディとして面白いんであって、ある意味王道なんだよね。

だから、“トップ後”の作品でも、「トップで1回パロったよね」みたいな扱いで再演されてきたのを観てきているからなおのこと順番があべこべ。

でもラストシーンは良かったかな。ウラシマ効果を上手く使って感動的に仕上げました!

……生命維持装置が気になったけど。よく無事だったな。

ものすごくバタバタする感じなのは6話しかないから……ではないと思うんだ。

6話しかないんだけど、6話の中で伏線として解決を引っ張るのではなく、1話に一つテーマを設けてそれを処理する形式をとっているからバタバタしていると思う。

例えば、戦いの恐怖を取り扱った3話とか、おねえさまの秘めた想いを取り扱った5話とか、前からもうちょっと目立つ形で描いておけば、それが唐突に処理された印象にはならなかったと思う。

その辺は、映画との構成の違いだから単純な経験不足、ということなんだろうな。なにせ初作品の『オネアミスの翼』が映画で、その不振を挽回するためのOVAということだから。

GAINAXの歴史、なんだろうな。

デン・デン・デン・デン・デン♪パッパパー、パパパパー、でガイナ立ち。

(2010.03.22記)