CSまで間が空きすぎて間延びしてね?/Hawks

ペナントレースはやっぱりセ・パ同日に始まって、同日までに終わるべきだよ。

ごくごく常識的な意見だけどさ。

さて、巨人が大逆転でペナントを制し、パ・リーグのCS1stステージはシーズン3位の日本ハムがスイープしました。

阪神の岡田監督が大逆転を許した責任から辞意を表明しましたが……。これは先発を育てられなかったことと、打線の世代交代がうまくいっていないせいですからねぇ。そんなことより辞意のタイミングがちょっと良くないよなぁ。

巨人は気付けば高橋由伸が打線から抜け、1番には鈴木が不動の心構えで座っている。坂本も新人ながらシーズンを通して試合に出続け、二塁手の脇谷もそれなりにいい感じ。世代交代がうまくいったかなという印象。なにより、長打が打てる打者と足を活かせる打者とのバランスが良い。

ただ、中軸が育っていないかな。

つーか、若手の中軸打者の不在がいまの日本野球の心配な点。

おかわり君とか栗原?中田翔も今年は自己管理の甘さも手伝って出てこれなかったし。

WBCの監督は今月中に決定の予定。

加藤コミッショナーがしっかりコミッショナーとして機能している印象。

王氏など現場を仕切る監督たちとのコネクションをしっかりすることによって、各球団オーナーと対話を成立させている。

ただし、監督はやはり星野氏が有力か。王氏はお優しいからなぁ……。

でも、僕はこの記事に光明を見出した気がした。

星野氏 WBCの球数制限「難しい」

 WBC監督候補として注目される星野氏は、北京五輪の経験談を披露。開幕2日前になっての試合球の変更や、練習なしでのプレーボールなど代表チームが力を発揮しづらい環境を報告した。「でも五輪とWBCでもまた違うから」。先発投手が65球。中継ぎも20球を超えた場合は翌日のゲームで登板できないなど独特の球数制限が設けられていることを説明され「難しいな。先発は5イニングいけるか?中継ぎも19球で替えた方がいいのか?」などと話していた。 【日本代表特集】

[ スポニチ 2008年10月16日 ]

星野氏は北京五輪で不調の打者や怪我人を選出し、投手起用においても失敗を重ねたために敗退したといえる。しかし、来年度のWBCでは打者は間違いなくメジャー選手が中心となる。そして、シーズン前だけに怪我を抱えている選手は無理をしないだろう。まして、NPBが中心となってお友達内閣が結成されない可能性が高く、選出の妥当性は増すだろう。

采配においては、球数制限によって短期決戦において有効な戦術である「早めの継投」が実現しやすい。「中継ぎで20球を超えると翌日投球不可」という制限によって岩瀬が3イニング目で打たれたりする可能性は大きく下がるだろう。そもそも王監督も投手交代はあまり上手くないが、WBCではうまくいったような気がする。球数制限が背景にあったのではなかろうか?

いずれにせよホークスから自由になった王監督が各所に顔を出すことによる影響力は計り知れない。

星野氏も北京五輪以上の緊張感を強いられること必至だ。

……ま、気休めに過ぎない推測だけど。

ホークスの話。

まず今秋からの首脳陣が発表。

1軍監督は秋山幸二。期待してます。

1軍ヘッドコーチ兼内野守備走塁コーチに森脇浩司。三塁コーチはマジ勘弁。

1軍外野守備走塁コーチは今季と変わらず井出竜也。っていうか、よく考えたら三塁コーチは強肩でならした彼ならば、彼が「刺せる」と思う打球は全部止めればいいのだし、よさそうな気がする。試す価値はあると思う。

1軍打撃コーチは立花義家。松中と2軍で打撃を作った経験ありとのこと。つまり、長距離打者の育成が得意みたいだ。アベレージを出す打者は川崎や大村に質問するといいのでは?

1軍投手コーチ(ベンチ担当)は高山郁夫。投手交代のタイミングだけはなんとかしてください。

1軍投手コーチ(ブルペン担当)は田之上慶三郎。期待してます。

1軍バッテリーコーチは引退した的山哲也。……リードは可も不可もなくだったがみんなで相談すればなんとかなるか?

1軍コンディショニングコーチは川村隆史が昇格。この辺はわからん。

2軍監督は鳥越裕介。すげー驚いた。石渡氏のままで良かった気がする(石渡氏はフロント入り)。

2軍投手コーチは斉藤学。これもまさかの人事。補佐から昇格なはず。未知数すぎる。

2軍打撃コーチは山村義則を据え置き。……よくわからん人だ。

2軍内野守備走塁コーチは林孝哉。これも驚いた。まさかの帰還。ノックはどうなんだ?

2軍外野守備走塁コーチも据え置きで五十嵐章人。……どうなんかなぁ?

2軍バッテリーコーチは田口昌徳。えーっと…基礎体力作りに期待するか?明るいキャラに期待するか?

2軍コンディショニングコーチは山川周一氏が降格。これはどっちがどっちでもあまり変わらないんだろうな。

あとは、投手コーチ補佐として倉野信次、野手コーチ補佐として宮地克彦です。

倉野はともかくとして、宮地にはずっと期待している。

吉田修司氏の復帰にはものすごく期待していたけど無し。

大石、杉本両コーチの解任というか契約更新せずには安堵。

新井コーチは惜しいことをしたかな、と思いました。でも、2軍コーチに雇える値段ではないんでしょうね。

戦力外通告は、パウエル、スタンドリッジガトームソン、二コースキー、山田秋親の5投手と、レストビッチ外野手の6名。少ない。

どうもフロントと現場で選手の評価が異なっているような気配がする(主に吉本とか吉川とか)。

ホールトンに戦力外通告が出ていないけど、これは戦力外ではないという意味であって契約に合意したわけでないので要注意。たぶん、ホールトンとの来季契約交渉と大村とのFA交渉の気配、およびドラフトの結果を考慮に入れて、第2次の通告締切であと3名ほど戦力外が出そうな気がする。