夢日記051026

JRで帰宅中、波多江駅で「ここで降車ください」というアナウンスが流れた。

乗客はぞろぞろと列車を降りていくので、俺もそれに続く。

ホームから駅へと渡る跨線橋へ向かって歩いていると、周りの乗客、特に男性はホームから線路へ飛び降りて駅へと入っていく。「なんであんな危ない事してんだ?」と思って歩いていると、その理由が見えてきた。

跨線橋の桁がごっそり脱落してしまっているのだ。これでは渡れない。それに、落下した残骸のために、この先の筑前前原駅西唐津駅まで行かずにここで折り返しているのだろうことも合点が入った。

車で迎えに来てもらおうかとも考えたが、少しの遠回りを我慢して別の路線(実在せず)で帰ることにする。

ホームで友人と会った。同じように回り道で帰ることを考えていたらしい、一緒に地下ホームへ行く。

しかし、列車に乗る段になって友人の姿が見えない。辺りを慌てて見回すと奴は何時の間にか隣の車両に入っている。前の車両はまだ座席が空いていて、友人は俺の分の座席も取っておいてくれていた。俺は基本的には立って乗るのを身上としているので、ちょっとためらったが結局座る事にした。

JR美咲が丘付近に着いた。しかし駅の前はダイレックスだったハズが海になってしまっている。ダイレックスの後ろもずっと可也山に至るまで田んぼが広がっているはずなのに、可也山は海にぽっかりと浮かんでいる。

見れば駅のホームの上で人々が何かを指差している。俺もそこへ行って見ると、ホームの下に大きな潮溜まりができていて、そこに大きなイノシシが浮かんでいた。それは熊ぐらいの大きさで、山のぬしと言うのはこういうのを言うのだろう、と思っていた。

すると、今度は熊が現れた。ツキノワグマが海へ向かって二足歩行で歩いていく。周りの人たちは今度は熊だ、熊だと騒ぎ立てた。熊は痛そうに頭を抱えながら海へと走る。