2009-06-02から1日間の記事一覧

チェーホフ 作・小野理子 訳『桜の園』岩波文庫

悲劇的に演じられることが多いこの劇、作者チェーホフは喜劇として作ったらしい。 確かに、悲劇としてはラストシーンはあまりにも穏やかだ。 しかし、喜劇としてはどうだろう? あれだけ思い悩んで悲劇が今にも起ころう、起ころうとしていたのに、終わってみ…