キャラ和歌/詩
まとめとかないと忘れるので自分用。
●「鳥餌買い 餓え凌ぐ粟 御飯とか 羨ま欲しい じわりと涎」
(とりえかい うえしのぐあわ ごはんとか うらやまほしい じわりとよだれ)
*鳥の餌を買って粟で飢えを凌ぐ。白いご飯とか羨ましいし欲しい!とじわりとよだれを垂らす、とうごうじれいかわいい!という頭と末に折り句してるのに内容がひどいw
◎「東風たかく 豪毅もゆるむ 寺門の 麗らなる香は 華祭りのつゆ」 ※花祭り=灌佛会
(こちたかく ごうきもゆるむ てらかどの うららなるかは はなまつりのつゆ)
*春風が高く、豪傑の心も緩ませるような、うららかな花祭りの湯の匂いを運んでいる感じ
◎「三界に 条理を眇む 輩を 黙して気遣ふ 身を尽す藍」
(さんがいに じょうりをすがむ ともがらを もくしてきづかう みをつくすあい)
*現在過去未来、三界のルールに厳しい目を向けている友人を、黙って気遣いつつ身を尽くしている藍色の人という感じ
◎「あくる朝 小寝去らむ比 問ふ手児奈 いじらしいふり などか発ちえん」
(あくるあさ さねさらむころ とうてごな いじらしいふり などかたちえん)
*明けて朝になり、粗末な寝床を離れて行ってしまうのは何時なの?と問う可愛い子は、いじらしげな素振りを見せていてどうして出発できようか(いや、できはしない)……という感じ。
◎「山の肩 赤く染めにし 落ち葉散り 白い煙に いももむせるか」
*山の肩を赤く染めていた落ち葉が散ってしまい、白い煙を上げている。妹は煙にむせているけれど、そろそろ芋が蒸しあがるころかも……という感じ。
◎「玄き目が 仰ぐは宙の 三つ星 二人目指すは 肩の赤星」
*黒い目が仰ぎ見る夜空にはオリオンの三つの星が並んで輝いている。二人が目指すのは同じオリオンの右肩のベテルギウス……というイメージ
◎「最果ての 昇れる高み 身は此し処 声往く何処 心は虚ろ」
(さいはての のぼれるたかみ みはかしこ こえゆくいずこ こころはうつろ」
*行き着く果てまで昇った高みでは、身体はここにあるのに声はどこに行っているのか?心は虚ろになっている……という感じ。
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◎「最高の 喉秘する神 見目地味娘 小間の揺り篭 越え戻る頃」
(さいこうの のどひするかみ みめじみこ こまのゆりかこ こえもどるころ)
*最高の喉を隠している歌の神様は、見た目は地味な女の子。少しの間、揺り篭に揺られるように休み、それを越えて今声が戻ってくる時です……という感じ。
◎「藪漕ぎに 下から昇る 夢の道 気持ちを揃え 描くストーリー」
(やぶこぎに したからのぼる ゆめのみち きもちをそろえ えがくストーリー)
*藪を踏み分けるように障害物を丁寧に取り除き、下から登っていく夢の頂点への道。気持ちを揃えて、物語を描いていきます……という感じ。
◇おまけ(追加シナリオの件)
「秋絶ちぬ 傷治れるや ひととせの 水堰かるるも いま海に逢わん」
(あきたちぬ きずなおれるや ひととせの みなせかるるも いまみにあわん)
*秋に断たれた、人と愛しい子(せ)との絆、その傷は一年の月日で治ったのでしょうか? 流行の水は堰き上げられて、水瀬は離れていたけれども、今、元いた海に逢い、帰るのでしょうか?……という感じにしたかった……。