伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』祥伝社文庫/読書感想
2010.06.01くらいに読み終わった。
直後のツイートでは、こんな感じ。
#nowreading ていうか、読了なんだけど、伊坂『陽気なギャング~』面白かった。現代的で読者の欲求に合致している。伊坂氏の特色は非日常へのショートトリップだよな。安近短。
『オーデュボンの祈り』もそうだけど、現実的ではない部分の非現実の度合いが、明確で、それでいて程度が低いから、物語として、かりそめに楽しみやすい。
ものすごい異次元設定で、設定を読み込むのが大変って言うわけではない。
シンプルで、ちょっとそういう能力欲しいかも、って思ったことがあるような能力。
だから、非日常を描くとしても読者が入り込みやすい。
この辺の絶妙なバランスがいいよな。
面白かった。