いろいろ感想まとめて/感想
んーむ。
感想を書く衝動に駆られる感じが弱かったので、まとめて。
21世紀に生きる私たちはその程度の狂気ではもはや足りない!
狂人がただ狂人らしくあるのではなく、
常人が狂人になっていく過程こそ楽しい!
なんとなく、世界の深みがちょっと足りない気がする。広がりというのか……。
「守り人シリーズ」で描かれていた世界が「描かれていない部分」を感じさせたのに対して、
ここではまだ「描かれた部分で成り立っている」と感じさせてしまっている。
そこが「守り人シリーズ」と比較するとファンタジーとして物足りないところ。
しかし、ジュブナイルとしては、(恋愛要素が弱いけれど)十分に成立していて面白い。
特に、蜂飼いをやっている間の楽しさが良い。
その明るさがあるからこそ、終盤の人の世界の重みが陰影を印象付ける。
○エラリィ・クィーン『ギリシャ棺の秘密』ハヤカワミステリ/読書感想
なんか、御手洗潔シリーズはホントにエラリィ・クィーン・リスペクトなんだなぁとしみじみ。
本当に魅力的なキャラクターですよね。
トリックの構成もしっかりしている。しかし、今なら科学捜査で……。
科学捜査が前提となってしまって、こういうミステリを楽しめなくなってしまう世代がそろそろ標準になってくるんだよね……。
○『アメリ』
映画ね。Gyaoで。
見ようによっては、グロテスクだよね。これ、公開当時は普通に恋愛映画としてPR打っていたけど、なんか違う気がした。
アメリはトリックスターなんだよね。で、他人の運命に手を入れるのは気楽だけど、自分の運命を動かすのは勇気がいるっていう話。
自分の幸せを手に入れようとする行動に感じられる光に対して、他人の運命に手を入れる行為の薄暗さが。なんとなく、気持ち悪かった。
最後の楽しそうなシーンで事故を起こすんじゃないかとハラハラした。
○『時をかける少女』
エンディングで起き上がって歌いだしたので笑ってしまった。
……てのは、おいといて、画面構成が面白かったかな、と。
いわゆる尾道三部作っていわれるけど、なんとなく、この起伏がツボなのかなと思った。
高低とか遮蔽物で構成しやすいのかね。あと、モダンなところあり、古風なところありで、場面ごとに使い分けしやすそうな感じ。
思い出が錯誤と分かった上で、「さよなら」を告げる若さに溢れる思い切りが、アニメとの違いかな、と思った。
アニメ映画の真琴はやっぱずるいよ。結局、自分から言わなかったし。
その辺が、ラストで薬学の道で交わりそうなのと、ぜんぜんそんな感じがしないのとの違いだよな。
あと、なぜアニメは実写版をリスペクトしておばさんを薬学研究者にしなかった。
別にストーリーに何も影響しないと思うけど。つか、あの絡ませ方は、あんまりよく絡んでなかった気がするし。
こんなところです。
『サンレッド』の2期が変わらずおもしろいです。
まさかの『プリン帝国』に俺、歓喜。
あと、『幽☆遊☆白書』をGyaoで見ている。放送時は中学で部活に行ってたんで、ぜんぜん見ていないんですよ。結構、意外な感じで面白い。妖狐・蔵馬が別の声ってことも知らなかったです。それにしても、もうね、次回予告で「次は新房か」って分かる俺どうなのよ?って。いや、俺は悪くない。特徴的過ぎる新房のせいだ、きっと。黒龍波の回の飛影がかわいくて噴いた。ぬるぬる動くんだけど、いかんせんかわいすぎるか、あるいは武威みたいに濃すぎるかのどっちか両極端で困る。
ああ、俺いつからこんな作画厨になったんだろorz
あー、どうでもいいけど、Gyaoは新作の開始が分かりにくくなりました。
いつの間にか始まっている感じ。
ふぅむ。
漫画の話。
めっきりサンデーを読まなくなってしまいました。
もうぜんぜん手に取ろうとも思わない。
ていうか、なんかどんどん立ち読みのモチベーション下がってる。
これは買うのかなぁ?そんな馬鹿な……って思う俺が何なんだ?
マガジンは『ダイヤのA』>『ベイビーステップ』>『スマッシュ』>『絶望先生』>『エア・ギア』という優先順位で読んでいます。『エア・ギア』は主人公(炎)のために読んでいます。つうか、『天上天下』も主人公(六合)のために楽しみにしています。
ジャンプ。『ぬらりひょん』が『PSYREN』より面白くなるとは、この「リハクの目」をもってしてはわからんかったわ。マジで。いや、まさかバトル展開にしっかり対応するとは、「畏れシステム」興味深いよ。なにより羽衣狐様のカリスマ性がすばらしい。わかってるなー、作者。本当にいい妖怪漫画です。
いや、『PSYREN』がおもしろくないわけではなく『ぬらりひょんの孫』が頑張ってるってだけで、平均以上に面白い。未来のエルモアウッドの子供たちが登場して未来と現在のリンクが強まってからが、本当にいい。『トリコ』もがんばってるしね。あとはスポーツ漫画かなぁ……と思わなくもない。無理か。
『ONE PIECE』が看板の貫禄はりすぎ。面白すぎる。なんぞこれ。ほかの看板ときたら……。
どうでもいいけど、こないだ『ブリーチ』について、「マユリが保健医として高校に赴任してきたら嫌だなぁ」とふと思って、その妄想を拡張して「死神連中が転向してきたら最高にカオスで面白いのに」って思った。あの、ほら、赤い髪のアホな友人が乱菊さんにダイブするコマとか見たい。マジで。
『なると』はもう、わからん。とにかく、日向ヒナタが幸せになれば他はどうでもいい。本当にどうでもいい。サクラはサスケとくっつくといいし、ヒナタをナルトが幸せにすればいいと思うよ。うん。ごめん、「なると」を変換するのも億劫です。
そういや杉田くんの読みきり載ってたね。絵はちょっと変わってた。あとは、なんていうか、もっと本読んだり、映画見たりしてほしいと思った。若いなー。
あと『勇者学』の人が帰ってきてたな。残念なイケメンとは、なかなか面白いところに着眼してきたな、と思った。
『鍵人』と『水滸伝』生き残れなかったな。うーん、最初がちょっと弱かったか。
『猫神』……だっけ?……食指が伸びないのは、たぶんああいう系に俺が慣れちゃったからかな。『リリエンタール』もそうかも。今、ああいうのを評価できる精神状態にないんだよね。
駄目かも。
長くなってきた。よし。いや、長いだけで中身がないな……うーん……orz
最後に、『ウルティモ』が大変なことになってて噴いた。武井先生ったらすっかり悟ってしまわれたのですね……(遠い目
『ユンボル』の続きが掲載されたというウルジャン見つけられませんでした。単行本に載るのなら買います。
以上。