2009-09-02 カエサル著・近山金次訳『ガリア戦記』岩波文庫 感想 面白い。 しかし、前後関係が全然無いので予備知識がないとよく分からんかもしれん。 ていうか、『ローマ人の物語』で予備知識がないとさっぱりだったろうな。 しかし、分かりやすい文章である。 ただ、やはり人名などがピンと来ないところがあるので、その辺まで楽しもうと思ったらもっと広範な注釈のついたものが良いかも。 これだけの文章を従軍した中で書いた報告などを元に再構成するというのはやはり明晰な頭脳があったのだろう。 カエサルすげー。