俺が食べているものは何か?/種々雑感

ドォーモとかですら草食系男子とか聞くようになって久しいですなぁ。

この草食系って呼び方、いかにもネットらしい気持ち悪い呼称と思ってたんだけど、まさかここまで一般化するとは。

雑誌では、草食男子とか肉食男子とか草食女子とか肉食女子とか分類してるみたいだが、亭主関白とかかあ天下は肉食っぽいよな。つまり新しくもなんともないと思うんだけど、周囲からの圧力が働きにくくなった結果見合い婚が減ったから、見合い婚で片付いていた消極的な連中がよく目立つんかな。

なんか、最初の頃は、草食系の用法としては自称が中心だった気がする。だから、それに男子とかは付けていなかったような気がするんだよな。「男子」とか付き始めたのは雑誌に載るようになってからではなかろうか?

そこには、年長者から年少者に向けた視線があると思うんだよね。年下を「男性・女性」と呼ばず、「男の子・男子・女の子・女子」と呼ぶ感覚。

つまり、マスメディアに載る段階で、年上から年下という目線が付加されたような気がする。

それは、マスコミの売り方として、アラフォー世代、アラフォー予備軍に狙いを定めてそこの共感をさらって情報を買ってもらおうという意図があるように思う。

俺はどうかな?草食系なんだろうな。実績的に。

不本意っていうか……つーか、俺って動物っぽくないしな。

食虫植物とか、細菌類とか、ウィルスとか、なんかそういう存在っぽい。

あるいは、ミトコンドリアとか葉緑体とか、いいね。

そういう存在に私はなりたい……のかも知れない。

形にとらわれたくないというよりは、何ででもありたいというか。

ウィルスで思い出したけど、豚インフルがやって来ましたなぁ。

でも、豚インフルの流行と鳥インフルの流行の可能性って独立の事象だよね?

弱毒性が先に流行って良かったんだよね?

人類ってラッキーだよなって思います。

運持ってるよ人類。

閑話休題

こうやってブログとか書いていて、この混沌とした状態について来れる嫁が存在したらすげーよなって思うんですよ。でも、そういう特殊性ってのは、ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワンっていう視点からすると、当たり前であるはず。となると、完全一致は始めから望めないわけで、どの程度の共通項で満足するかという妥協の問題でしかない。

見合い結婚が減って、職場結婚が有力になってるらしいけど、それは職場という大きな共通項を持っているのがプラスに働いていると見ることができる。一方、見合い結婚は親戚知人の共通という共通項が効果を発揮していた。ところが、職場結婚だと片方はその職場を離れるから結婚の際に大きな共通項を失うことになる。まあ、職場結婚に限らず、趣味を介して知り合ったにしても、出世して趣味の時間が取れなくなったりして共通項は減少する可能性はある。離婚ってのはそういうところが原因かもしれない。逆に、見合い結婚だと紹介者との関係が強固に働いて容易に離婚できない。つまり、一長一短。

全然知っているところが無くて積み重ねるものが積み重なって結婚するってタイプが長続きしやすいのは、そういう新しく積み重ねることに慣れているからなのかもな。

とかア・プリオリっぽく考えるから俺はちょっと遠めに観察されるような感じになるんだよな。

あー、なんというお互い様状態。

どうだろ?社会的には、集団生活による家政の効率化と総人口維持のための出産・育児の効率化と、教育の場の一環としての家庭いう三点の機能を切り分けて、個別に支援する形にしたほうがコントロールしやすいんだろうな。つまり、家に関する法をまるきり書き換えるというか。それってのは、少数派の人権状況の改善とか、老年層の相互扶助にも関わってくるし、これからの課題と思う。

この間、約20分。

生き物に限らずあらゆる現象が共通して食べているのは時間くらいなもんか。