あだしの/夢日記

夢日記*090308.sun

夜。

月白く、淫風飄々として、背筋は寒いがいやに肌身は温かい。

母方の祖父の家だが、スレートの納屋がない。

ぼうぼうと萱がなびく枯野になっている。

妹が言う。

「中にいる」

俺はうなずく。

家の中の暗がりに、白いもやのような大きな物がうねっている。

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いるんだよ、そういうのが古い家には。

夢の話。