WBC代表選手ほぼ確定/Baseball

宮崎合宿の参加者33名から強化試合のメンバー28人が発表され、この顔ぶれがWBC代表選手であろうということで代表選手がほぼ確定しました。

落選は、岸、和田、細川、栗原、松中の5名。

∑（゜□゜　）

…（゜□゜　）

…（゜□゜）…？

岸は納得。WBC使用球にフィットしていないという情報はずっとあった。

細川は脱臼していた肩の影響、栗原も肘手術の影響か、目立っていなかったし仕方ない。

しかし松中は必要だったんじゃないか……？

アキレス腱痛との情報もあるけれど、出場はDHでいう見方が大勢で、練習試合でもヒットを打っていたから問題ないとにらんでいたのに……。うーん、合宿での様子がそんなにイマイチだったのだろうか？しかし、松中のコメントを見ていると本人は手ごたえを感じていたようなのに……。

阿部を残したというのは捕手じゃなくてDHや代打でいいってことだと当然理解するけど、巨人の監督としての判断は全然してないのかな、と思った。捕手としての調整をしっかりさせなくていいのかな、と。打撃の調整に軸をおくとチームの方針には合うが巨人に戻った時の不安がある、なんてことは無いのか？プロだから無いと信じることもできるが、巨人側はそれを受け入れられるのか？もしくは、原監督は一塁で期待しているのか？

あと、亀井だよな、争点は。

確かにいい選手なんだよね。残してもいいレベルかもしれない。でも、外野陣のレベルの高さを見ていると、使いどころが想像できない。左翼・青木、中堅・福留、右翼・イチローの布陣に代打を出す理由も守備固めをする隙も見出せない。万が一怪我人が出ても、稲葉、内川、松中でカバー可能と思ってた。そりゃ内川、松中は不安だけど、万が一の話だからね？うーん、亀井が想像以上に成長しているのか、成長を期待しているのか、原監督の心中が読めねぇ。

あるいは、アキレス腱痛が実は重いのを隠していると受け取られたとか、または、ここ数年の成績の低下からピークを過ぎたと見られたとか。いや、この成績の低下は臀部の疾病による走りこみ不足から来ていて、きっちりしぼった今年は期待できる――って言っても仕方ないけどね。

あと、和田の落選も意外。

球数制限の問題という指摘は多いけど……うーむ……むしろ馬原が不安だったから意外なんだよなぁ。馬原の調子が良かったということだろうか。和田の弱点は明確なセールスポイントがないというところなんだよな。驚異的な変化球があるわけじゃない、制球も良いんだけれど逆球の方が球威があることもある、全体的にレベルは高いんだけれども明確な売りがないから指揮官としてこれに期待して試合に出す、というのが難しい。「球威で押してくれ」とか「変化球で三振を」とか、「ヒットを打たせない制球で」とかね。だから、中継ぎとして使いづらくて、先発で使わなくちゃならないというのが選択肢を狭める印象があるのは、確かだと思う。でも、左腕は貴重と思ったんだけどなー。

しかし、北京五輪のメンバーに比べたらよっぽど順当だから、いっか。選手の起用法も想像しやすい布陣だし、まだまだ正常と判定できるレベルです。

それに、秋山監督のコメントじゃないけど、ホークスとしては和田、松中がペナントに集中できると言うのは朗報だし。

和田は開幕投手に向けた調整、松中は打撃タイトル――特に本塁打王を狙って欲しいです。まだまだ老け込む年じゃない、また3年後に向けて落選した年のアピールが重要と思って欲しいです。

「あいつを選んでおけば……」と思わせることができるか？

逆に、原監督はそう言わせないような戦いぶりが期待されます。

俺は、石原捕手に期待だなー。ほとんど見る機会が無いけど、去年の断片的な映像を見る限りかなり成長している。今年は広島神球場元年だし、城島がメインなのは分かっているけど、なんか期待している。