代表争い/Baseball
代表争いとタイトルに書いたものの、ほぼ決まってるかなという感じもしなくもないWBC日本代表。
っていうか、アメリカが不況でとてもそんな心境じゃなく、日本の盛り上がりが浮いている状態。
まあ、前回も事前の盛り上がりはいまいちだったし、今回は大物の参加も少ないってのもある。
仕方ないのかねぇ。
さて、最終登録メンバーの予想でもしようかと思います。
で、メンバーは宮崎合宿メンバー33人の中から28人が選ばれるものとして話を進めます。
1次登録メンバーには入っているが宮崎合宿に参加していない選手らについては……。うーん、岡島秀樹については万が一の召集はありえるような気がしないでもない。というのは、山口の調子次第では本職の中継ぎがいなくなることになるからだ。というか、岡島は欲しいと思うのだけれど、昨季チームでの印象が薄いし岡島自身のやる気に掛かっているからなんともいえないのもわかる……という感じなので、岡島以外は語ることがないので度外視します。
まず投手。
球数制限を考えて先発は1試合2枚で回すと考えると、
…というところか。調子も良い様子。敢えて心配するなら和田が不安だが、このあたりのローテの回し方は対戦チームによるから、3枚目に当たる投手は中継ぎ待機と変わらないという意味合いもあって無理に心配することは無いと思う。
中継ぎは長めに投げる投手が多く、ワンポイントに慣れた投手は少ない。
起用は完全に調子重視になるだろうけれど、涌井秀章、田中将大、小松聖あたりは長めに、渡辺俊介、岸孝之と馬原孝浩は短めというところか。ただ、馬原は昨季ホークスで見ていても肩痛以降、かつての球威がないように思えるのがすごく不安。涌井や小松の方がいいかもしれないと思う。
左では、キャンプで評価を高めている岩田稔が残るかも。逆に期待されていた山口鉄也が苦しんでいるが左は層が薄いのでこれも残すとして、岩田を残すことで外れるのは馬原と岸、ということは十分ありうると思う。
抑えは藤川球児で決定と考えていいでしょう。
捕手は、まず城島健司が当確でしょう。不安がないわけではないですけど。ただ、彼の丈夫さを考慮すると捕手二人制も考えることができるという大きなメリットがあるんですよね。それが当確の理由。
阿部慎之助は外すべき。肩の調子は捕手登録できるとは思えないし、DH、代打として期待することはできるかもしれないが、左打者よりも右打者が不足しているチーム事情とそんな中途半端な状態で巨人を離れる阿部のモチベーションを考えると外した方がチームにも阿部自身にも良いと思う。
内野手は原監督の心内ではポジションを固定してあると思う。もしユーティリティ性を期待するとすればそれは怪我や延長などの不測の事態のみだろう。
メンバー選びの傾向から言っても…
…で考えられていると思う。
落選は栗原、村田、小笠原の三人の中で調子が上がってこない一人ということになりそう。一塁、三塁に大人数を抱えても仕方ない。二遊間なら走力を期待できる部分もあるからね。片岡は二塁と遊撃、そして代走が期待できるから当確。川崎は走攻守に物足りないものはあるけれど(まだまだ上を目指せるという意味で)、ムードメイクと何か運を持っているっていうのが買われると思う。
外野手ではやっぱり亀井義行は外すことになるだろう。ま、これは規定路線か。
右翼・イチロー、中堅・福留孝介or青木宣親、左翼・松中という先発は十分ありうる。稲葉のレフトは稲葉の腰の状態も考えると日本ハムでも十分にありえる話だが練習が十分かどうかが心配。そういう意味ではレフトの経験値は松中が上だと思う。もちろん、守備固めは必要になりますが。
逆に松中はもう一塁が守れません。一塁守備の練習はもう2年くらいはやっていないのではないだろうか?もはやこれは鷹ファンでは常識…になってほしいな。
まあ、順当なのは左翼・青木、DH・松中でしょうね。松中の左翼は万が一でしょう。
こんなところか。
優勝できるかどうか、っていうよりは盛り上がって欲しいですね。
アメリカとしては不況だし、お祭り気分になってほしい。
日本としては北京五輪でしらけてしまった野球人気の再興を期待します。
緊迫した試合を期待しましょう。