世紀末的何か/夢日記

夢日記*090206.fri

ここは城跡のようだ。

俺の前にセミロングの女が現れた。

「私は奈津子というの。こんな物騒な時代だから東北まで帰りたいんだけどあなたが送ってくれないかしら」

女はそう言った。

別に断る理由はない。

ただ…

「良い石垣だな」

そう言って写真を撮っている先輩方にはひとこと言っておくべきだろう。

「俺はもう写真撮ったので行きます」

「行ってらっしゃい」

やりとりはあっさりしたものである。

さて、千葉に入った所で改造バイクに乗ったモヒカンどもに襲われた。

「おらおら~

俺たちは千葉を支配するモエオウさまの部下だぜぇ~」

聞いたことがある。千葉の支配者は重度のオタで某ディズニーランドに本拠を構えていると。なんでも人体を硬直させてコレクションしているとか……。

と、そんなことを考えているうちに奈津子はさらわれてしまった。

少し目を離したとはいえ、ちっとも抵抗しないとは。しかし一応助けに行くしかないだろう。

=*==*==*=

なんという世紀末。