錆びた駅/夢日記

夢日記*090102.fri

錆びた貨車が停まっているのを少しはなれたプラットホームから見ている。

赤茶けたレールに薄灰色にかすんだ大気がどこか遠く忘れ去られたかのような風景を作り出している。

しかし、僕はそれを今見た。

路地を歩く。

石綿スレートの波板で造られた倉庫街は蔓に覆われていて、その緑と空の青との中で人工物として沈んで見えている。

頭を掻いていると髪の毛が束になって抜けた。

手元を見ていると声を掛けられる。

声の方向を見ると友人だ。

何をしているのかと問われたので髪が束で抜けたのだと答える。

そうか、あまり気にするなと友人は過ぎていく。

そこへ巫女装束を着た女性が現れた。

どうやら第4形態のフリーザに追われているらしい。

僕は一応、少女の前に立ち塞がるのだけれど、いつの間にかベジータが割って入ってくれる。

ベジータは最初は優勢を見せるのだけど、フリーザ

「私の変身の恐ろしさを見せてあげましょう」

と言って、力む姿勢を取った。すると、フリーザの周囲の空間が禍々しくにごった色になり、ベジータは顔色を失くしてうろたえている。

そしてフリーザは漫画での第2形態っぽい姿に変身して、ベジータをあっというまに打ち倒す。

僕は女の子の手を取って逃げようとするのだけど、二人もろともフリーザに捕まってしまう。

そしてフリーザは僕ら二人を成層圏の上まで連れて行き、そして手を離した。

ガンダムでよく大気圏再突入の描写の舞台となるくらいの高度から見る地球は青い宝石を白く輝く銀雲の細工が飾ったように美しい。

僕らは墜落して、地面にベジータたちの宇宙船が開けたみたいな大穴を開けて足から着地した。

女性をお姫様抱っこしている僕はすっかり役得である。

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初夢はこんな感じでした。

一富士二鷹三なすびか……。

宇宙空間から小さく見えてたってことにするのはありやなしや?