退屈/daily
つまらん。
おもしろくない。
自分に言い放ってる。
最近のこのブログも、オレ自身もまったく退屈だ。
何故かって、俺が面白がってない。
何かにせよ取り組む姿勢と言うのは前向きだが、その何かが無い。
せいぜい、骨格を矯正している話くらいだ。
最近、夜中に口を開けて寝ていないらしく、目覚めた時に喉が乾いていることがなくなった。
おかげで安眠できて睡眠時間が長過ぎるくらいなのだが。
いや、その安眠も朝に早く起きてやりたいことがないから遅起きになっているとも取れる。
というより、実にそうである。
小説を書く書くといって書く書く詐欺になっているわけだが、それもこれもそれが後ろ向きに取り組んで居るように自身に感じられているからやる気が込み上げてこないのだ。
つっまんねー理由だ。
くっそくだらない。
なんのかんの言って、結局の所、動くことを嫌っていて、動くのを嫌っているというのは動くことによっていろいろと生じる反応を予測するのをめんどくさがっているのだ。
ああ、体がかゆい。
この体のかゆみもストレス的に内側から発生しているに違いない。
前ってどっちだ!?
どっちが見通しが良い方向だ!?
どうせ見えやしねーし。
俺は頭が良くない。
その上、性質が怠惰である。
そういうことにすると、つまり、予測なんてしないで流されていろってことで、そして結局、考えないで目の前に現れたものをひたすら捕まえてみろってことだ。
そういう考えに立つと、どうせ未熟なんだし、後で完成させるとして、思いついたことはどんどん出し惜しみしないで吐き出していったらどうだ?
そうやって退屈を脱しないで、どうやって自分を空っぽに出来るんだよ。
ふわっと生きて生きたいんだろうに。
今はカチコチじゃないか。
あー、つまんねーつまりかたしやがってー。
この胸骨を掴み取って真っ赤に焼いてからまた取り込むように、月を映じた酒盃を傾けて夜を呑むように、五体を開いて風を胸郭に抱き込むように、あるようでないようなよくわからないものになってしまえ。
来年はおもしろくなってやる。
そのために今からいらいらして、わくわくしてやる。
考えたら禿げる。
捕まえにいけば逃げられる。
考えないことで考えうること、考えないところから発して考えに至る思考。
見えない物を、触って、聞いて、味わって、見つける楽しみ。
融けるようにして道を通じ、障るところの無い心地。
だからその前に眠れ。
そこから居なくなることで新たに居ることができるようになる。
そういう、更新。