雑記081027/daily
一昨日はメタセコイア並みの大樹をひらりひらりと跳び渡っていくくのいちが主役の夢、
昨日は盆地か何かで市みたいなのが開かれている夢、
今日は――思い出せないな。
そんな感じで夢日記も書くことがない。
急に寒くなったので喉がいがらっぽい。
背中もちょっと寒気がしているし、家でおとなしくしていたいけど……そうはいかないか。
最近、『ローマ人の物語』の29~31巻「終わりの始まり」を読んでいる最中で、
かつ『アルスラーン戦記』の13巻「蛇王再臨」を読み始めた昨日の夜に気がついたのだけど、
戦乱から広範な身分からの人材の登用で勃興した国家が、
長い平和が続く中で近親婚が進むなかで上層部の腐敗が進んでいく理由というのは、
つまりは、上層部が平和の中で釣り合う業績の者と姻戚関係になった結果、その大量の子弟が親の教育目的にしろ周囲のごますりの結果にしろ国の重要なポジションを寡占的に占めることになり、数十年の後には上層部の子女にとって結婚するに相応しいだけのキャリアを持つ人間が親類の中にしか見つからなくなるためであるのだなぁ。
偉い人には兄弟姉妹や従兄弟に加えて息子や娘がいるから、ポストがいくつあっても足りなくなるわけだ。
近親婚によって遺伝的問題があるという意味ではなくて、人事がどんどん硬直的になるという意味で不健全なわけだ。
現代は……二世やら三世やらはまだまだあるね。
肉親の情は人間が持っている業だわね。
意識しないと難しい。
政治といえば、麻生首相はまだまだどういう仕事をするのか分からないけれど、マスコミが言っているような(期待するような?)短命の政権にはならなさそうである。
今選挙やったら自民が不利とは言わないまでも五分五分という印象はぬぐいがたい。
何故といえば政治的関心が無党派層にまで浸透していて、浮動票が読みきれないからだと思う。
だから民主も自民も支持の獲得に必死……なんだけど方法がおかしいきがするんだよな。
公明が困っているのは、これ以上無党派層に政治に関心を持たれると固定票を持つ公明は相対的に不利になるからで、解散総選挙は公明としては早目がいい。けど、そこを自民に足元見られているってとこか。
経済の方は、円高基調は堅いし、株安は僕が7500と体感的に予測した以上に下がりそう(それも円高で輸出産業の業績に悪化懸念が加わったからだけど)。ガソリンは安くなってるけど、これはOPECのさじ加減しだいだからなぁ。とはいえ、OPEC的にも自動車社会の是非について社会が迷っている時期だけに、とどめを刺すようなことにはしたくないはず。
これらの変動の中でも確実なのは食料・資源高。この傾向は続いて都市構造に影響するだろう(車社会じゃなくなるし地産地消がもっと重い意味を持つようになる、とか)。
今はまだ――うーん、思考が徹らなくなってきた。間違っている所があるな。車社会の部分と車社会でない部分との区別による効率化が図られるようになる――か。
そんな感じのことをぼんやり考えています。あるいは、直感しています?
今の1円の価値のままに日経平均が1万を超えることってもうないんじゃないかなぁ?
違うか。格差が広がればありうるのか。
観光も変わるしね。韓国からの観光客も円高が影響してるし。観光って輸出型産業だからなぁ。
つーか、輸出型産業って相対的に内側のコストを低めないといけないから、内需的に苦しいんじゃないのだろうか?ん?逆か?内需が高いから輸入型――輸入型経済って何を売るんだ?……?
なにかおかしい気がしてきた。
世界が広い。
ネットの影響も考えなきゃいけないし……。サバンナにネカフェがある時代(だよね?)だからなぁ。
あー。
うーむ。
平坦化とは――。
文化的支配――。
横断性――。
でも、今ローマ史を知ることはすごく重要であると思う。
つまり、文化での圧倒によってガリアをローマ化したローマが、帝国になり国境を確定して後、北方からの進入に対して過去の膨張政策を採るに採れず自壊していくような過程とは、
情報技術によって文化的均等性が増す中で、内側から――いや、なんか違っている気がする。
情報の密度の違いはあれどもそれが生物の中核であるのは間違いない、ってか――。
究極的には蛋白質の肉体が――。
情報が生命の主目的として――。
多様性を維持するための環境の多様性と一科の中での多様性が――。
純然たる種族差を度外視した個体数の価値――。
そうじゃなくてもっと事象を単純化して――。
一対一の関係性が――。
うーん、まだまだ経験値が足りないなぁ。
……カタイ話ばかりでいかんな。
やわらかい話……そうだ。
『天体戦士サンレッド』が楽しい。毎週楽しみにしている。あと、『ウサビッチ』も。
そして……ミスター・ブシドー、一体何者なんだ……?
それにしても、何で家のパソコン以外のキーボードはこんなに固いのだ?
いや、未熟さの棚上げだな。
あー、いらいら。