最近わからないこと/daily

①重力を使わずに重力が発生する仕組みを説明すること

よくなされる説明は、「凹んでるところに物体が引き寄せられるでしょ?あんな感じ」みたいな説明だけど、それって重力の存在が前提になってるやん。

個人的には、無からゆらぎが発生してそれが戻ろうとする力のように思えつつ、なんかそれではおかしいような気もしていて、なんか説明する方法ってのはつまり今最新のM理論とかそういうところになってくるんだろうなぁという予想をしつつ、ふとした瞬間にこの疑問が頭をよぎって困る。

ブラックホールの消滅

上に関連して気になる。

ゆらぎでエネルギーが生じるとして、それがなぜ電子の対なのかがわからん。重力もエネルギーやん。つーか、重力場の近くに重力場が発生したとしてっていうかよくわからん。

んで、ブラックホールが消滅するとすると、っていうか消滅してって質量がどんどん光子になっていったら、っていうか、それはもはや電磁場がどんどん拡散していくような状況なのだが、それが続くと宇宙はどんどん薄くなっていって、電磁場しかなくなってしまう。そうすると、なんとなく、その電磁場というのは、十分にエネルギーが低くなった瞬間に、なんとなく、電弱力が分かれたように分かれてしまうのではないかと思った。それがおきるっていうのは、沸騰するようなイメージで、つまり、ビッグバンのような感じではないかと。

と、なんか早く今読んでいる物理の本を読んでしまわなくてはいけないけれど、久しぶりすぎて感覚がぜんぜん追いつかない。

気持ち悪い。

ていうか凹む。

③経済

食糧生産があって、人口があって、それらが偏在していて、タダ飯食らいができなくて、それで労働が要求されて、労働で製品を生産して、食糧生産者がそれを欲しがって、つまり、食糧生産が必要としている労働力とそれによって生産可能な食料によって生存可能な労働力との差が、食料以外の生産物に回されることになるので、人口の増加というのは、食糧生産の効率化にいろんな意味で依存していると思っている。

ところが一方で、金融の発達によって、自身の老後の生活を子宝による保障ではなくて、金融商品(貨幣含む)による貯蓄で行えるようになっている現代というのは、つまり、子宝という安定性が低い投資対象よりも金融商品への信頼が高まり、それが少子化への圧力へとなる。ここで、子供というのは趣味的な、愛玩的な存在に意味が変わってしまっていて(※実際に育ててみると異なるようだが、第一子以前の平均的な捉え方として)、国が前段落によって人口の膨張を経済的拡大の背景としているのとマクロとミクロが逆転している。

ところが、この貯蓄というのは、ミクロの視点では将来に向けて保存されたものであるのに対して、マクロの視点ではぜんぜん保存されていなくて、世の中をめぐりめぐっているものである。てことは、貯蓄というのはどんな形でもっていても問題ないというか、そういう問題ではなくて、一番問題なのは人口が減るってことで、それを回避するためにミクロ視点でのそういう状況をマクロ視点での政策で逆転させるようにしなくちゃならんってこと。

んで、アメリカでなんかたいへんなことになってるけど、あれってのは、僕は人口ピラミッドが関係してると思っていて、日本で90年前後にああなったのが、アメリカで08年ってのは、日本のピラミッド(ぜんぜん形変わったけど)のピークが50年前後で、アメリカのが65年前後でかつ移民社会だってのと相似していると思っていて、つーかメキシコの人口ピラミッドと、移民の関係とかも考慮しないといけないと思うけど、っていうか、西ヨーロッパの各国の人口ピラミッドも65年前後にピークがあって、その辺の、子供を投資対象とみなさなくなった結果として、下の世代が細って、消費が細るという形、っていうのはひとつの構造として誰かが研究しているんじゃないかと思っているんだけど、そういう文献を見つけきらない自分の文献検索能力のなさって、ヤダ。

(追記)

ではなくて、そういう文献を読み解く為にも、基礎から勉強しなければいけないと思って今、読んでいる本がある。

人の移動とは何か、農業の位置づけはどうなっていくのか、それらは観光とも関係があるし、経済学の上で近年増加している非営利的な活動はどういう位置づけになるのかも知りたい。

簡単に書くならば、企業というのは利益をもくろみ、利益の膨張を目標としている。非営利活動を行う集団においては、その利益が事業の拡大へと向かう。この事業拡大への集中度の違いがどう効果を発揮するかに興味がある。

予想では、非営利活動の方が効率が高まるのだが、それは大きな組織になることができない……。

それにしても、もっと客観的に自己を省みるとこんなことを考えている場合では全く無いのに気付く。

しかし、それもどうでもいいのかもしれない。

この世はどうでもいいことだらけだ。