蜘蛛寄せ/夢日記

DATE=080729.tue

改札機を鞍馬に見立てていかに美しく改札を飛び越えるかという競技について話していて、実演したら駅員に怒られた。

列車に乗っていたら地震が発生し、緊急停車した。

列車は次の一本以降運休になるそうで、自宅の所在地別に分乗することになった。

気がついたらあばら家にいる。

母と妹がいる。

あと、猫。

猫が擦り寄ってきたが背中がかゆいらしくこすり付けてくる。

かしかしと頭を掻いてやると気持ちよさそうに目を細めるのでそれが和むといえば和むのだが、ぴんぴんとノミが跳ぶので心中はなかなか穏やかにならない。

そこで母が以前呪術を使っていたのを思い出して、それでノミを取れないかと考えた。

「何だっけ?蛇の眷属を呼び出すんだっけ?」

「真似して自分で呼んでみたら?」

「えっと・・・」

「くしなるや 御田の姫よ

すさまじ 草刈るをのこ

蕪やおんかぶら 稷やきんび 粟くらうやわや

くらえや 子等よ」

母に続いて手印を組んで呪文を唱えると、口寄せられて無数の蜘蛛の子が現れた。

そして猫の毛の間に入り込み、ノミを食らう。

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問題は後半部分。

ノミ取り、蛇の登場とか、口寄せの呪文に、スサノオとオオナムヂの説話の影響が見られる。

つーか、どんな深層心理だ。