新単位“K”/戯わ言

曖昧回避 - この項目では架空の単位Kについて冗談交じりに記述しています。一般的な単位であるところのKについてはWikipediaのK(ラテン文字)をご覧ください。

ケー(K)はコミュニケーション場おける役割強制ポテンシャルの単位である。

その名前は「KY=空気読め、空気読めない」に因む。

値が大きいほど読みやすく逆らい難い重苦しい空気であることを示し、逆に値が小さければ読みにくく逆らいにくい(スルーしやすい)空気であることを示す。

「20代半ばの就職未定の男が居ると、お正月の席は1000Kほどの重みがある」とはある博士課程の語るところである。

このポテンシャルに対する感度を示す指標として、「Kr」や「Kn」がある。

両者はともに、その個人が役割強制圧力であるKを感知できる閾値の下限を示すが、

Krは、「(Krの値まで…)Kuuki yomeru=空気読める」の意であり、

Knは、「(Kn以下では…)Kuuki yomenai=空気読ない」の意である。

この二つの単位は、同じ現象を逆の立場から捉えて名づけられたに過ぎず、どちらに統一するかについて「空気読めるよ派」と「空気読めないよ派」の二派が議論しているのが現状である。しかし、最終的には「空気読めないよ派」が推す“Kn”が、「空気読めるよ派」が空気が読んだ結果として定着すると目されている。[要出典]

なお、このKnの値はコミュニケーションがなされる場によって個々人で複数の値を取りうる。例えば、会社の会議でのKnと合コンでのKnは一個人で一定ではない。

これはKnがその場への参加の度合いに依存するためであり、また、読まれるべき空気(K)も場の構成員によって値が変化するものだからである。これについては、その当人自身もその場の空気の重さに貢献している点が興味深い点である。

例えば、ある報告によるとスルー力の高い構成員によって形成されるコミュニケーション場の空気は軽いという。

また、Knに関してはこの値が大きい人ほど処理可能な空気の重さの上限が低いことも知られている。

重い空気は放置していると経時変化によってさらに重たくなることが知られており、その意味でKYな人たちは気がついたら処置不能なまでに空気が悪化しているケースが多い。

余談

この単位系の発明により、「18禁」についても一部「18K(=この作品に登場する人物はみんな18歳以上なんだから空気読んでよねっ☆)」という表記に改めようという動きがある。[要出典]

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