ガ/詩文

我よ 我よ

なぜかすかでも光を求める?

闇に隠れておれば 啄ばまれる事はあるまいに

我よ 我よ

なぜふらふらと火に集う?

乱れる風に煽られて 身を焼くこともあるまいに

ああ でも 光が熱が

血の通わぬ身には 眩しいのであろう 温かいのであろう

たとえそれが 死に等しかろうとも

さざめきに誘われて 鳥に啄ばまれ

風に舞って 蜘蛛の巣に踊り込み

雨に打たれて 白粉を失い 地に落ちる

ああ 我よ 虫けらに等しき ただひとつきりの 魂よ

我は いまだ毒虫に過ぎずとも

いずれ羽化したとして 醜い蛾に過ぎぬとも

ああ でも 光を 熱を 風を 雨を 笑いさんざめく声を

求めて 空を飛びたいものだ 

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朝目覚めたらふすまの隙間から光が漏れていて、

母と妹の話し声がうっすらと聞こえた。

ぼんやりと良くない夢の残滓が気持ち悪くて、

それでこんな詩の着想を得た。

つまり、まだ起き抜けで眠い。

というか、ほとんど光とさざめきに起こされたので、

寝足りてない。

二度寝つかまつる。

おやすみなさい。

あと、1時間…←7時40分ですよ~

でも、そんなの関係ねぇ!

太平洋はよう平和ったい(太平楽

おやすむ