ふくだ「にほんのはんぶんを(ry」/侏儒雑観・政治

福田首相、民主に連立を打診」のニュースを見て、

ドラゴンクエストⅠ」の

りゅうおう「もし わしの みかたになれば せかいの はんぶんを おまえに やろう。

どうじゃ? わしの みかたに なるか?」

を思い出した。

いや、「二大政党を目指す」って言っておきながら、ここで大連立したら「民主は二大政党を諦めたヘタレ」と認識されますから、迷う間もなく答えは「絶対にノゥ!」でしょ。

二大政党はまさに不倶戴天の敵であらねばならないのだから。

この連立話は民主の動揺を誘うというより、公明に対する牽制の意味合いが強いような気がします…何への牽制かは知りませんけど。

それにしても…

福田氏に権力を与えてどう扱うか見てみたいと思っていたけれど、どうも族議員が活発化してきていて思わしい結果には繋がっていない気がする。

今回のこの不可解な打診も、「政策実行に民主が邪魔になっています」というアピールのように見えます。

老獪なのはいいから、それを身内に使ってくれ…ベクトルは違っても身内に甘いんじゃ、安倍さんと大差ないことになりますよ…

そもそも、族議員なんぞを跋扈させていい時代じゃないです。

人も地方の将来像も、みんなが東京を目指す時代は終わったんですよ。

変わらず人を吸い寄せ続ける東京に対して、地方は地方らしい将来像を描いて、その独自の将来像に合致した人を吸い寄せるようにならなくてはならないのです。

(僕が都市計画系の学科を志したのもその辺の見込みがあってのことだったんですけどね…)

その時重要になるのは、中央の族議員ではなくて、地方の議員と地方公務員ですよ。

幸い一時の就職難の影響で公務員の若手には上の世代よりはわりかし優秀な人材が入っているはずですし、NPOなどの市民活動も活発になっていますから、その連携を首長が図っていけば面白いことができると思うんですけどね……

ああ、それにしてもしかし…ホント民主は相変わらず寄り合い所帯でなんか頼りないな…2番手に甘んじている分際で、情熱思想理想思考気品優雅さ勤勉さ、そして何より判断の速さが足りない気がします。

もっと頑張れ。

(071109追記)

黒幕は蜃気楼氏だろうとは思っていたけれど、まさかそこにナベツネ氏も一枚噛んでいようとは思いもしませんでした。こいつらよっぽど緞帳落とした舞台で政治をやりたいらしいな。民主主義の風上にはおいておけねーです。