コロンブスと卵/戯言

コロンブスの卵が生卵で、コロンブスが卵をテーブルに打ち据えた瞬間に卵が孵ってひよこがぴぃと鳴いたとして、それでもやっぱり卵を立てたことにはなるんだろう。

そうなると周りの貴族連中が立てようと試みていた卵の中ではひよこがくるくる目を回していたのだ。かわいい♪

ところが中には未受精卵もあるだろうから、末席の馬鹿が真似してテーブルに打ち据えようものなら硫化水素のような臭いが宴席に充満したりなんかして相当な顰蹙モノである。

そしてこの段になって責任転嫁が行われて事態の本質が突かれるわけです。

料理長を呼べぇい!」

…あれ?なんでこんなこと思いついたんだろう?