エアーポケット/戯言
「空気」って、流れがあるよね。
あ、この「空気」ってあの「空気を読む」の「空気」ね。
日常会話の中でさ、会話が無くなる瞬間あるじゃん。
あれ、エアーポケットだよな。
揚力生じないの。
高度ががっくりさがるよな。
みんなびっくりしてしばらく誰も何も言えないの。
ああ言う時、空気作れる人ってイイよな。風を起こすんだよ。
話題をもたらしてくれんの。
それで機体は持ち直すんさ。
寒いセリフはもはやダウンバーストだな。
会話が墜落すんの。
大惨事。
それでも空気作れる人はうまいこと機体を安定させて軟着陸すんの。
すばらしい。
その点、空気読めない人って、そういう空気に関係ないから違う意味ですごいよな。
飛んでるって言うか、浮いてるって言うか、そういう空気の流れ、流体力学とは異なる理論で飛んでるんだよ。近未来の。反重力装置とか、重力遮断とか。
多分、だから話が通じないんだよ。
空気必要ないどころか、重力すら受けて無いから。
自重しろって言っても、自重が無いから仕方ない。
超能力者なのです。魔法使いなのです。リアルに。
なので、そっとしておいてあげてください。
あんまりいじってると嫌気生物になってしまいます。
そうなると、好気生物に依存して生きることしかできなくなってしまいます。
そんなことを、意識のエアーポケットの中で考えました。
ちょっとぼんやりしています。