影と闇と光と/散文

希望の光に背を向けた

足元に影が落ちていた

影は黒かった

眩しくはなかった

光は、眩しすぎて、苦しかった

影は見ていて苦しくなかった

自分の、そのままでない、おおよその形だった

醜さは、隠れていた

鏡に映る鮮明な影ではない

塗りつぶされた黒い影

そこに心地よさを感じてしまった

ずっと見つめていた

影のことがよくわかった

影のしたいこともわかった

それが本当の自分だと思った

日が傾いていった

影は伸びていった

どんどん大きくなって、やがて僕自身より大きくなって、どこまでも伸びていった

そして、夜が訪れた

全てが影になった

僕は闇に溶け込んだ

僕の分身は無限に大きくなって世界を覆った

そう思った

星は遠く瞬いていた

月の光は弱かった

でも、見える限り届かない苦しさは忘れ得なかった

かすかにでも見えると、それを望んでしまいそうだった

更なる闇を求めて潜る

どこまでも

どこまでも

扉を閉ざし

目を閉ざし

心を閉ざした

闇の中に沈んだ

それはもう人ではなくなっていた。

誰もが影を持っている

その大きさはまちまちだ

それはその人の意志の光に依るから

太陽を掲げる人は眩しい

自身の輝きで、影は限りなく小さい

心に太陽がある人は、少ない

太陽に近い人ほど眩しく感じる

自分の影がよく見える

でも、影があるから光の方向を見つけられる

その伸びる反対の方向に

劣等感っていうのは、そういうものだ。

影を減らすには這い蹲るか、或いは太陽の真下にしっかと立つかのどっちかだ

お天道様に向かって立ってるか?ってヤツだ

振り返って影を見ることも、時には大切だ

でも、影を見ながら歩いていったら、太陽から遠ざかってしまう

闇に近づいてしまう

眩しくても、太陽を見ないといけないんだ

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でもって、僕は色白だわ。

太陽浴びないとな~

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