ケヤキ/daily

20070513132333
今日は天気が良いなあ。

庭のケヤキが初夏って感じです。

この木陰が昔から大好きで、亡くしたら泣いてしまうものの一つだったりします。

…言い回しを変えるべきかな?亡くしたくないものの一つだ、と。

…まあ、そういう微細な感覚の差違はほっとこうか。

それにしても、今日は良い天気。

風が枝を揺らし、葉が木漏れ日に光る。「風光る」って言うのは、こういう春風と青葉と陽光とが織りなすものなのだろう。

木陰が心地良い。

寄らば大樹の蔭。

父母は法事に行ってます。何回忌なのか僕は忘れてしまってる。悲しくなかったからか。

でも、全ての血縁はこのケヤキのように想う。

いや、ケヤキは僕よりも長生きか。僕は、誰よりも生きなくてはならないから、ケヤキは血縁ではない。故に亡くしたら悲しかろう。

老木はいつか倒れ、若木がその蹟を受けなくてはならない。その時に刻々と近づいて行く。

だから、日々伸び、心を固めねば。

ああ、こんなにセンチメンタルなのはお腹が空いているからだ。

しかし、天気が良い。