成龍ばりアクション!/夢日記

■060902.sat■

新しい大型商業ビルの開業記念パーティに潜入している。

正直、僕は何故か白スーツです…。

とにかく、下調べも万全。

後はパーティにビルオーナーが現れたらオーナー室に潜入し、目的のブツを回収するだけである。

そして、パーティが始まった。

早速一般の進入が禁止されている区画へ入る。

壁面は磨かれたような白なので、この白スーツは一種の保護色になるかもしれない。

(ご都合主義的に過程が全く無いのが気になるが)目的のブツをゲット。

パーティ会場に戻る。

そして、そそくさと露出した梁へと登る。

そして勝ち名乗り。

「例のアレは戴いたぞ!」そう言いつつ手に持ったソフトボール大の赤い球体を掲げる。

(…コレ、何なんだろう?)

途端に血相を変えるビルオーナー。

「オノレッ!」

オーナーは懐に手を入れていきなり拳銃を構えて発砲!

俺は慌てて背を向けて走り出す。

「追えッ!ヤツを追えッ!」

背後で声を張り上げているのが聞こえる。

俺は非常口からビルの保守管理用の通路へと出た。

そこへ反対側のビルを越えてヘリが現れてビルの近くにホバリングしている。しかし、ビル風の関係で位置が安定しない。

「よしひらくん!」

ヘリに乗っている女の子が手を伸ばすような仕草を見せる。

アホか、飛び移れるわけねぇだろ!

「しっかり捕れよ!」

俺は振りかぶって獲物を投げる。赤い球体が中空を飛び、女の子の胸の辺りへとストライクの送球になった、が。

「ええっ!?」

捕れずに落としやがったこの女!(…てか、何でスパイモノなのにドジッ娘設定なわけ!?)

俺は落ちてくる球体を辛うじてスライディングキャッチした。

その瞬間、インカムにヘリパイロットから通信が入る。

ザッ…スマン。時間だ…何とか自力で脱出してくれ…ザッ

落ち着く間もなく今度はインカムをしていない方の耳に声が届く。

「居たぞ!アイツだ!」

急いで起き上がり走り出す。足元で甲高い金属音が続く。球体を内ポケットに入れて、一も二も無く飛び降りる。

ビルの構造は頭に入っている(というより、頭が作っている)。

少し突き出た階下に着地し、窓を割って建物内へ。

こちらは銃を持たない素手なので、武装した敵に出くわしたら即身を翻して進路を変える。

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ここで一端、目が覚めた。

右足をつっていた(笑)

あまりにも自然な流れに苦笑しつつ、携帯で時間を見たら6時だったので、もう一度布団にもぐりこむ。

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そうこうしているうちに、前後を挟まれてしまった。向こうも相打ちを避けるために銃を使ってこないが、このままではジリ貧だ。

じりじりと間合いが詰まっていく。

先ほどから目線に入っている万国旗状の飾りを使って逃げられないかを考えている。更に一か八かの勝負になる。

思い切って柵を飛び越え、その紐に取り付いた。そして、ナイフで切断する。

ターザンよろしく振り子になって降下する。

凄まじいスピードのため、建物側から撃ってくる銃弾は全く当たる気配が無い。

しかし、俺は降下中に気が付いた。

『紐が長すぎてこのままじゃ地面に激突だ!』

慌てて紐を手繰ってなるべく上へとよじ登る。

そして1階へと近付く。どんぴしゃ。ちょうど足元に地面が来ている。

俺は手を離して地面へと降りる。

横方向の速度が物凄くて地面を数メートル転がるが、とにかく地上に降り立った。

ざまあ見ろとばかりに上層階に向けて中指立ててあかんべぇをやってやった。

その瞬間、右後方で跳弾の一つ音が聞こえ、そしてあっという間に無数の音へと変わる。

俺は慌ててその場を駆け出して、そしてそのままビルの外へと逃げていく。

□ □ □ 

ジャッキーですね。

こういう夢楽しいです。

ほとんどコントや。