探索!九大カテドラル!/daily

今日は、九大糸島地区移転に関わり、備品の箱崎地区からの搬出・糸島地区への搬入があり、僕は糸島地区側の搬入見届けを頼まれて初めて伊都キャンパスに行きました。

で、迷子です。(←地図を貰って来なかった)

案内板が少ない。

ってか、「ウェスト2・3・4号館」って表示はアバウト過ぎないか?

しかも、建物自体にそれが何号館か書いてないので分からない。

更に、ぱっと見てどこから入れるのかが分かりにくい。

まず、正面玄関はどこなのだろう?

何これ?正面を悟らせない哲学的な設計なの?

ようやく入り口を発見し、中に入る。

凄い内装デザインだな。いろんな意味で。

う~ん…館内案内図を見る限りここは4号館らしい。

目的地は3号館なのだが、4号館の館内案内図には4号館のことしか書いていないので3号館と4号館の位置関係は分からないままだ。

むむむ…しかし、隣には違いないだろう。

車で来る時に、高層階で繋がった別棟があったので、それに違いない。

そう思ってひたすら西へと移動…。途中に実験室がガラス張りで見学できるようになっているところを発見!

かっこいいけど、これは企業と共同実験の場合はどうするんだろう…?

さて、サクサク目的地に到着したいところですが、行き止まりや動かないエレベーターが多くて思うように進めません!何故に!?

狭い廊下といい、ここはメガテンダンジョンか!?

謎の実験室!?(廊下から丸見えで良いのだろうか?)実はシ社の…ある意味、ダメージゾーン

向かいの棟に行くには階を一つ降りて地上から行った方が近そうだ。しかし、エレベーターが使えない。階段を使おうと思い、館内案内図で位置を確認。そちらへ行ってみる。

しかし、だ。

3番目の写真の扉の向こうには階段があるらしいのだが、実験装置の保守上の問題で靴を持って通り抜け出来ないとのこと…回り込む道も無かった…どうしろっちゅうんじゃ?

かなり来た道を戻って、やっとこさ外に出て、向かいの棟へ。

高層階が橋渡ししている下はピロティになっていて、その真ん中には「九州大学」と彫られた岩が北向きに飾られている。

が、入り口がピロティ側に無い。

何で!?

台風の風雨の中、入り口を探す俺!でも無い!

結局、南側に回りました。入校ゲートから見ても大学名碑から見ても裏手である南側が建物的に正面にあたるらしい。…フクザツな設計思想だな…。

中に入るとそこは黒が基調となった荘厳な雰囲気!すごい重苦しさだぜ!それはさながらカテドラル!九大カテドラル!

カテドラル!ピラミッドパワー×2…もう入っちゃいましたw

でも、まだ完成してなくて、土足は厳禁らしい…。

いや、搬入の人たちめっちゃ土足ですやん!

そしてエレベーターを探す(←探さないと見つからないw)

そして8階に上がって815を探すと…「応用物理学科」…あれ?

んで、この建物の館内案内板を探すと…「2号館」…ここ2号館かよ!?

すげえよ。この案内板見るまで気付かなかったよ…。

ダメだ。誰かに聞いたほうが早い。

しかし、この建物にはまだ誰も入っていないらしいので、少なくとも4号館に戻らないと…。

まてよ?高層階で繋がってるんだから、このまま歩いて行けるじゃないか!

というわけで建物の中をひたすら東へ。

が、封鎖されとる…。

通路は閉ざされている。

(上の写真は後で3号館側から撮影したやつ)

仕方ない…1階まで降りるか…(T_T)

がっかりしつつ、近くにあったエレベーターへ。

で、1階に到着しエレベーターを出ると目の前にトラックが。

そこは、搬入口でした。

なるほど。

入校ゲートのある北側に搬入口を設けた。自動車動線から見て理に適っている。そして搬入口は大抵建物の裏手にある。

そうか。やっぱり北側が裏なのか…。

そして、ピロティがある側は2階なんだね!

暴風雨の中坂を上ってピロティへ。

外から見てもやっぱり繋がっているのに…。

束の間ぼんやりしていた僕に後輩から電話が!

どうやら先に着いたらしい。場所を聞き出す。

何でも、3号館のエレベーターは止まっているので、4号館のエレベーターで8階まで上がって、そしたら3号館と4号館は繋がっているので目的の3号館815号室に行けるとの事。

…その止まったエレベーターってまさか…!?

どうやら先ほど僕が4号館だと思っていた建物は、歩いているうちに何時の間にか3号館になっていたらしい。

(後で分かった事だが、3号館と4号館の間は3~4m程しか無く、しかも内部には境目が一切無い。当然、何のサインも無い)

…orz

2号館と3号館

気を取り直して4号館へ。

階段を登り、エレベーターを使い、目的の地へ。

階段とか狭いけど、変にこだわったデザインで面白かったですw

丸みを帯びたデザイン(でも狭い)トイレがピカピカ

(もっと色々面白いモノあったけど、携帯しか持ってなかったんでこれ以上のアップは無理っす。勘弁してm(_ _;)m)

そんで、3号館と4号館の境目あたりに扉があったので開けてみると…

ドアを開けるとファクトリィ

すげえ!建物の間は鉄のジャングルかよ!

なんだか、探せば色々面白いモノが見つかる素晴らしいダンジョンでした。

薄暗い照明も雰囲気出しててぴったり。

ただし、研究施設としてではなく、ホントにダンジョンとしての評価だけど。

あれだけ中心性が無い建物は、RPGや漫画やミステリなどの空想上以外では初めてでした…。