キチ/言葉

内容的に屑籠に抛り込む手前で寸止めしていたものを、ちょっと直して此処に。

■既知

既にして知る。

それはつまり現状。

人は過去の延長にしか存在し得ず、過去から予想される範囲の中に留まった時、人は予想された結果に甘んじた自分を嫌悪する。

■キチ

カタカナ変換が最も広範な背景を想起させるという事。

深入りできない言の葉。

■危地

危険な地点。

行く末の定かならぬ世なればこそ、足下の全ては危地なり。

■奇知

自然なる我が知は奇しくもあるものにて。

安易には量りえず、容易には共有できず。

故に、その行く末は危うし。

■機知

故に要するは機知。

思考を働かし、奇知の奇なるを知る。

知を機らかせ、奇を修正する。

上手く使えば未来を知り、未知を知る。

■基地

機知を使えば足下は基地なり。

危うき地を踏み固め、もといの地とす。

全ての過去は礎となり、次の一歩は踏み出される。

■吉

吉兆求むるは人の常。

しかし、吉凶は万事に付きまとう。

ただ、吉なるを願いてひたすらに歩を進めん。