でんわでた/daily

はい。

出かける前に見つからなかった携帯を探しました。

徹底的に。

鳴らしても音がしないということは、布団の中!

ってわけで、

ごそごそ

もそもそ

もごもご

そそそそ

うむ…ありません。

というわけで、弟の携帯で着信しながら家中捜索。

…ありません。

自室に帰って考えます。

俺はこの二日、携帯を見ていない。

ってことは、この部屋からは出ていない。

しかし、無いという事は、何かに紛れて出たという事。

そこで、僕の目に映ったのは殆どカラのゴミ箱!

「まさか…?いや、そんなばかな…お母さん…ごみ捨てたの…何日?」

「…今朝…集めたのなら台所の裏に…」

そ れ だ !

裏庭の台所の窓の下に行き、弟の携帯で発信!

ご、ごごごごご・・・・

音がする…。

おそるおそるゴミ箱の蓋を開ける!

「うわぁ。ゴミ袋の向こうに緑色の点滅光が…」

光ってました。

ゴミ袋を破って携帯を救出。

「う…汚れてるし…少し臭いが移ってる…」

と、いうわけで、見つかりました。

ヨカッタ、ヨカッタ。

危うく1万円相当を糸島自慢の溶融炉で熔かしてしまうところでした…。