美術館/夢日記

■060618/SUN■

どこかの町から地域振興に関わる依頼が研究室にあり、その町を下調べに訪れた。

町おこしに建設したという美術館に案内される。

美術館は言わば菓子箱のような2階以上が1階部分よりもややはみ出るという外観で、上は黒、下はガラス張りによる二層の配色が目に付く。

垂直、水平のラインの多用は非常に近代的で、どこかの研究所のような印象を与える。

中庭の長方形の池はむしろプールという感じで、几帳面に水を湛えていた。

この建物単体は被写体として申し分無い。

展示物も一地方の所蔵としては十分だろう。

しかし、こんな片田舎にこれほどの美術館を建てる必然性があったかについては、疑問が残った。

が、それは口に出さずにデジカメのシャッターを切りまくる僕なのであった。

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あ~、やだね~。夢の中でまで現実的な話っていうのは。