Japan v.s Australia/WorldCup
何故玉田を使わない!?
ハイ。ご存知の通り負けましたね。
僕はね、前半35分まで福岡市内某所で観戦。
その後、22:42分天神発の電車で帰宅。
駅から家までの3kmの道程を8分で走破。
そして、後半25分から自宅で観戦しました。
先制点は見れました。それは良かった。
確かに、流れを生まない偶発的な先制点ですが、守備もしっかりしていたし、安心して電車に乗る事ができました。
列車の中で散々考えましたよ。
可能性が高いのは、1-0のまま。
上手く行けば、2-0。
前半35分まではオーストラリアは攻めてはいるもののシュートコースを限定される形で決定的な場面にはなかなか至らない。
むしろ日本はチャンスの数は多くないものの、もう一歩という所まで来ている。
川口にも降臨している気配があったし、日本に分があると考えていました。
ま、不安材料もあるにはありました。
前半10分くらいに柳沢が右に行かずに左に左に行ってたのを見た瞬間は、「やべえ、柳沢は今日は駄目そうだ」と思いました。
左利きでもないのにゴール右サイドから内側に入ろうとする理由が分からん!
弟に聞いた限りだと、その後の柳沢は本当にパサーを志向していて駄目だったらしいですね。畜生め…。
そして坪井の負傷交代…これが結果的に痛かったかな?
ジーコ程度の采配能力では。
…ちょっとフライングしました。
はい。そんなこんなで後半25分から観戦再開。
既にバテバテでしたね。
いえ、予想された事だったので、驚きはありません。
ただ、「そろそろ選手交代だろ」と思いました。
バテバテの時はパワープレイが怖い。向こうは高さがありますから。
1失点は覚悟して、こちらは追加点を狙うべきだったと思います。
フレッシュな選手を入れて、しっかり守って素早いカウンターを狙うべきだったと思います。
そんで、2人目(戦術的には1人目)の交代は…
後半34分、柳沢OUT→小野 伸二IN
う~ん…ヤナギがヘタレていたので、交代は納得です。しかし、交代は小野…。
小野を守備的MFに入れて、中田を前に上げる事で中盤の上の方の守備力の強化と中田の飛び出しを狙った交代ですか。替わりに中盤から後ろの守備がやや落ちる…この局面ではちょっと中途半端な策でしょ。
案の定、小野が入ったことで攻撃のバリエーションは増えましたが、後方の守備力が下がってしまいました。そして、失点。
1点は仕方ないです。
普通の監督なら、計算しておくべきですからね。
しかし、同点後すぐに攻撃の選手の交代が必要です。
攻撃の選手を入れる事で選手達に「攻めるんだ!」という意思統一を図れますからね。
しかし、それが遅い!
監督は、小野を入れる前から使いそうな選手は全員に一端、アップさせておくべきでしょう。同点なら攻撃の選手!これ当たり前!
ところが!交代は致命的な2点目を相手に許した後!それも後半46分!ロスタイムに入っているじゃないか!?3分しか無いロスタイムでどんな仕事をしろと!?
そして内容も酷い!
茂庭 照幸OUT→大黒 将志IN
守備の枚数を減らすのはともかく、体力に余裕のあるはずの茂庭!?
それも、スピードがあってロングボールで攻め易い玉田でなく、ミドルパスから裏を取るタイプの大黒!?
バテバテだった中村とか、もっと替えるべきヤツがいただろ!?
わけわっかんねぇ!
開幕前から覚悟してたけど、ここまで致命的に交代が下手とは!!
何を考えながらあのベンチに座っているのだ!?
禁断の“俺監督”をやらせてもらいます。すいません。
俺が監督なら、後半20分に柳沢OUT→玉田INで玉田中心のカウンター主体でスピードで刻む作戦に出る。玉田のシュートの精度は問題にしない。オーストラリアの攻め気を殺ぐだけでも十分だから。
(坪井の怪我が無ければ、ほぼ同じ時間帯で中村OUTで大黒投入)
これで追加点か、或いは十分に時間稼ぎになる筈。
そして、もし同点にされたら、中村OUT→大黒IN。
どう見たって中村は疲れていた。暑さと注目度から言って、終盤は使えない事は試合前から自明。
バテバテになるのは普通に考えればわかりきった事なんだから、割り切って中村替えるべき。
大黒の裏を取る動きでかく乱すべき。
同点にならなくても、後半35~40分までには投入したい。
ま、コレくらいは考えて欲しいものです。
でもね。
ジーコは普通じゃないんだね。
幸運はこちらに流れ込んでいた。
しかし、それを自ら手放した。
完全に勝ち試合を落としたと思います。
そして、ジーコのコメントも酷い。
「1-0のリードを守るためには、ミスは絶対にしてはいけない。その試合運びでミスがあって、追加点が奪えないうちにだんだんとオーストラリアが盛り返してしまった。彼らも必死だった。リードの使い方が非常に残念。相手のリスタートは常にわれわれに脅威を与えていた。相手の勢いもあって逆転されたが、われわれにもいい部分があるので、そのいい部分をもっと引き出しながら次の試合に臨みたい。」(傍線は管理者・よしひらによる)
…あのさ…
ジーコ、お前はこの4年間、1点差を守るサッカーを志向したのでは無かったはず!
だからこそ、柳沢のゴールゲッターとしての覚醒を期待し、攻撃的な中盤を目指したはず!
それが、1点のリードを守るにはミスが出来ない!?
ディフェンスは頑張ったじゃないか!
オフェンスを責めろよ!
ミスしねぇサッカーなんてこの世界のどこにもねぇよ!!
ってか、監督は危機管理しろっつーの!!!
フェイルセーフの概念がねぇのかよ、この素人監督は!?
監督は口では「ミスするな」と言っても、心の底では「ミスするだろう」と思ってなきゃ駄目なの!それが上官の仕事なの!
ホント、駄目じゃん!どうしてこんなの連れて来た!?
この人、コーチ向きだよ!!適材不適所だよ!!!
畜生!!!!!
次戦以降、第一戦の戦犯、柳沢には汚名返上をして戴きたい。
何故なら、できると思うからだ。
ただもう少し、がむしゃらにでもシュートを撃とうと思ってくれるだけでそれは達成できるだろう。
…柳沢の能力は高い。
彼がもっとシュートを撃てば…ジーコの心は理解できる。
ただ、彼は頭が悪すぎる。
まだ、それを体現できていない。
しかし、事ここに至っては、彼に期待を背負わせずにはいられない。
ジーコが我慢した4年間とこの第一戦目を無にしないためには、それしか無い。スタメンFWのベストチョイスはそれでも柳沢しかいないのだから。
ジーコの采配が良くなるとは思えない。
本当に、期待できない。
マジで、期待できない。
だから、選手に期待するしか無い。
クロアチア戦。
勝つ見込みはある。
本当に、期待している。
負けるな。負けるな。負けるな。
…やっぱ2年前にジーコ解任しとくべきだったな…キャプテン。
はぁ。