封じられた記憶/daily

おフロの中というのは、古来より思わぬアイディアの発想や記憶の再帰の場となってきた。

かのアルキメデスが浮力の原理を発見したのも風呂の浴槽の中であった(まあ、あれは風呂の水が発想を誘起したのであるが)。

脳内の血流が増し、脳が活性化する風呂場で、僕は今日一日思い出せずに苦しんでいた事を思い出した。

「そうだ!カーツ・シーだ!」

説明しよう。

今日、僕は研究室で電話を受けたのだが、その受け答えの中で…

相手:『もしもし、私、カーツ・シーの○×ですが。△□さんはいますでしょうか?』

僕:(カーツ・シー…?聴きなれない名だな?どこの事務所かな?)『△□は席を立っているようですが、折り返しお電話差し上げるよう伝えましょうか?』

相手:『いえ、シャレットの件なんですけど、他に分かる人は居ませんか?』

僕:『ああ、シャレットですか』(受話器外して)「シャレットだって…え~と…所属が思い出せないけど、○×さん」

後輩:「唐津市の○×さんですか?」

僕:「?いや、何か横文字っぽかった気がするけど、○×さん」

後輩:「○×さんでしょ?唐津市ですよ。替わりますね」

僕:(う~ん…横文字だったはずなのに…う~ん…)

その後ずっと気になっていたのですが、さっきお風呂で分かりました。

唐津市→カラツシ→カーツ・シー

単なる聞き間違いです!

orz

こんなん思い出さない方が幸せだった…。

でもね。ホントにそう聞こえたんだもん…仕方ない…。