時代の変化と山/まちづくり

KL2の縁で、こんなホームページに出会いました。

日本全国スギダラケ倶楽部

杉問題に取り組んでるんですね。

花粉問題で悪役扱いされているんですけど、単に手入れがされてないからなんですよね。

原因は人間の側にあるのです。

似たような問題で、竹が拡大していて問題になっていたりします。

昔は、竹をいろいろな日用品に使っていて、竹林はちゃんと管理されていたのです。(竹とんぼや竹馬は、その余り材で子供に作ってあげていたものです。)

それが、時代の変化によって竹の需要が減ったので、管理が行き届かなくなり(使わないのに伐るっていうのは手間ですから)、増殖。

こちらはスギ花粉みたいに皆に害があるわけではないのでひっそりと進行してるんですが、日本の里山を守る上でとても大事な問題です。

時代の変化に取り残されて、問題の発生源となる…。

時代の変化でいらなくなったものを放って置くのは危険です。

ちゃんと後片付けしながら進んでいくことを、21世紀のテーマにしたいですね。

そして、後片付けのことを考えることは、持続可能性のことを考えることにもつながると思うのです。

…と、さらっと思った。