背水
修論の本文仕上げをやっているんだけど、危機的状況である。
〆は明後日。
関係者に御礼として配布する10部の分も印刷しなくてはいけないので、実質の〆切は明日の24時くらいか。
あと33時間。
あの程度の完成度で修論発表会を通過した事から虚脱感が心の奥底に沈殿し、既往研究のレビューが不完全であったり、己一人の考察に拠る部分の多さに不安感が募る。
そんな状態で〆切が近付いているという事実が重苦しい。
萎える心を僅かな気力で箍ね上げて、何とか机に突っ伏さないように頑張っているが、それだけだ。
こういう流れの悪い時というのは、書き出す文章も今一つ解り易さに欠く。
自分に苛立つ。
悲観的にもなる。
自暴自棄に走りたくなる。
そしてそんな中バイトに行かなければならない、という矛盾。
バイトは修論書き終えてからにして欲しいとはっきり言えば良かった、という後悔。
戦況も心境も最悪。
だが、〆切は〆切。
現状で何が欠けていようが、僕はここに座ってキーボードを打ち続けなければならない。
畜生め。
呪いの文句の一つでも垂れたくなる。
主に、自分に対して。
んで、現在時刻23:18―バイトから帰ってきましたよ、研究室に!
さぁて、やっつけますかぃ。
適度に息抜きしながらな。