夢日記060223
■Feb.23.Thr-1■
空気が冷たい朝、湖の上を霧が走っている。
ここはけっこうな奥山で、人里まではかなりの距離がありそうだ。
湖畔の別荘に家族で来ているようだが、先だって夢に見た東北旅行であろうか?
しばしぼんやりとしていた僕に妹が後ろから声を掛ける。
調味料が切れているというので、車で里まで買い物に出る事になった。
里に下りると、体格の良い初老の男が壇上に上がり何やら訓辞を垂れているようだ。
話し振りからすると町長らしい。
それを聞く者、聞かぬ者、聞いているフリをしている者の雑多な集団の後方、少し離れたところにペナルティの二人がいた。
そして町長がおカタイ話をしているというのに、二人はおもむろにパス交換を始めたのだ。
巧い。流石に巧い。が、巧いだけに注目を集めて町長に見つかってしまった。
壇上から怒声が発せられ、二人はすたこらと退散した。
□ □ □
…ワッキー…。
■Feb.23.Thr-2■
谷間にある建物。
日が射さない。ここは薄暗い。何となく地下室のようなイメージ。
研究室の連中と雑談している。
生協の職員に異常に捌けない奴がいて(架空)、そいつの話で盛り上がっている。
すると後輩の一人がそいつが学内誌に取り上げられていたと言う。
早速みんなでその学内誌を見てみると、なんだかしたり顔で椅子に横柄に腰掛けた男が映っていた。
みんなで何様だと笑った。
その後、食堂に昼食を食べに行く事になった。
ここの食堂は変わっている(勿論夢の中にだけ存在)。
どう変わっているかというと、行く途中にある階段が非常階段と見まごうばかりのみすぼらしい金属製の狭い階段なのだ。
そして、1F-2F間の階段と2F-3F間の階段は、上から見ると隣り合って、横から見ると“く”の字になって見えないといけないのに、上から見ると重なり合って、横から見ると下から4分の3のポイントで交差しているのだ。
故に、その下から4分の3のポイントでは2F-3F間への階段と1F-2F間の階段との間の隙間を腹ばいになってくぐらないといけないのである(伝わっただろうか?)。
明らかな意図を感じる構造だが、その意図する所がさっぱりわからない。
しかも今日は、2Fにあるはずの食堂が3Fに移転していた。
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伝わったろうか?
夢の中だけの場所というものは、時に不思議な構造を持っている。