2006-01-30 Fever/凹 自己言及 熱病に罹ったようだ。 頭が熱い。 吐く息が重たい。 その病原が集中を殺ぐ。 取り憑かれたかのようだ。 離れようとするのに、離れられない。 それは僕の意志の弱さが故か。 それとも、意志の固さ故か。 解らない。 解らない。 ただ、頭からこびりついて離れないその発想は、 ただ、心の底にどっかりと落ち着いたその情念は、 今の僕には荷が勝ちすぎている。 一つだって重いのに、二つも三つもあっては堪らない。 物事の善悪は表裏一体。 新たに生まれたその二つの感情も例外無く。