レビューについて

この記事は、僕の書いたレビューを構成している「五段階評価(星評価)」、「シリーズ評価」、「特記」、「舞台」の各項目について、その意図を説明しています。

以下は「続きを読む」に格納しています。

■五段階評価

「書感」、レビューでの星勘定や凡作、良作の判断は以下の通り五段階評価となっています。

僕は評論家ではありません。五段階評価はあくまで目安として下さい。

□星五つ=傑作

これから50年経っても読んでいて欲しい、いや、読まれているであろう作品。

「これはねぇ、読んだ方が良いよ。絶対面白いけん。」

□星四つ=佳作

良い作品。購入に値し、他人にも薦めたくなるレベル。

「お薦めの本ないかって?じゃあ、これ読めば。面白いよ。」

□星三つ=良作

良心的作品。普通に感動できる。買価通りのレベルで、他人に薦める程ではない。

「この本どう思うかって?うん、普通に面白いと思うよ。」

□星二つ=凡作

平凡な作品。どこかしら欠陥があり、感動できない。借りて読むなら良し、購入はお薦めしない。

「う~ん、この本は・・・微妙。何か○○が不十分じゃない?お薦めしないなぁ。」

星一つ=駄作

読む価値無し。読むだけの時間が勿体無い。むしろ不快。めったに無いけど。

「あ、それは駄目。やめとったがいい。時間の無駄。読むなら他のが良いよ。」

■シリーズ評価

シリーズ評価は三段階評価です。

安定>許容範囲>要注意

となっています。

これはシリーズものに関しては、クオリティのぶれについて言及すべきと考えるからです。

クオリティのぶれはある程度仕方のないものですが、余りにクオリティの落差が激しいと「買ってがっくり」なんてことになりかねません。

そういう事態を警告するため、シリーズものにはシリーズ評価を下しています。

■特記(推奨読者、または共感条件、または注意点)

管理人の経験から鑑みて、その作品を楽しめる条件について言及することがあります。

この性別、年齢の人が読んだら一番共感できるのではないか、といった類の事です。

例えば、児童書は滅多な事では独身独居の成人にはお薦めできないでしょう。

また、余りに専門的な知識を必要とする本や精神的に負担の大きい本も警告するに越したことは無いでしょう。

この辺り、余り警告すると新たな出会いを疎外する事になりかねませんから非常に微妙な判断ですが、まあ、一応。

■物語の舞台に関して

物語の舞台に関して、「時は江戸、八大吉宗の頃」とか、「19XX頃」とか書きます。

これは、「この時代について描写した作品が読みたい」というような、時代からの逆引きで楽しみたい人のために記しています。また、技術や知識について時代背景を考慮する事を促す意味もあります。

ただし、表記する事が物語を楽しむ上で支障となる作品については表記は避けています。

あくまで目安ですから。

■レビューそのもの

僕の書くレビューにはいくつかのレベルの違いがあります。

短くジャンルの言及と、概要と見所の叙述を行う「略説」

感じた事のみを記す「雑感」

前二者を含み更に改善点などについても言及した「私見」

の三種、位に分けられるでしょうか。

これらの区別は作品の持つ雰囲気に因ります。

感情が刺激されれば「雑感」が自ずと出来上がり、論理が先行すれば「略説」が先立ち、勿体無いと思えば「私見」を書かずにおれません。

故に、僕のレビューがこれらのいずれかに属するかを見ても、ある程度作品の性質が理解できるかも、と思います。