XXXphobia

只今、よしひらはぼっこし凹んでいます。

何故かって言うと、論文調査でヒアリングをするために、

1)複数の人に電話を掛け、

2)複数の人のアポイントメントを取り、

3)会って質問して来なくてはいけない

からです。

この三項目、三つ共に苦手な事のTOP10に入っています。

電話は前も嫌いだの何だの書きました。

“telephonophobia”、なんてね。長い単語。

再び書く「世の中に 絶えて電話の なかりせば 人の心は のどけからまし」

嫌いです。存在を否定します。

しかし、そんな電話よりも苦手なのがアポイント取り。

人のスケジュールを押さえると言うのが本当に苦手なんです。

てか、怖い。

僕は友達を遊びに誘ったことがこれまでの生涯で一度もありません。

飯に誘った事も、例えば研究室のメンツくらいでしかなくて(それもいつかは誰かが言い出す事を先取りしているに過ぎない)、殆ど経験が無い。

美容院とか旅館の予約の電話を掛ける時も、何故か申し訳ない気持ちでいっぱいになるからなぁ…。

同様に、人に質問をするのが苦手です。

教師に質問した事もこれまで数回しかない。

友人に質問した回数も片手で足りるくらいだ。

人の時間を取るのが本当に恐縮してしまうというか、それで相手の機嫌を損ねるんじゃないかという無用の心配が強すぎるというか、どうしても萎縮してしまって平常心で居られない。

これらへの嫌悪や恐怖は感情的なものであって、理性はこれらの普遍的行為への僕の非常識な感覚を否定する。

けれど、感情の動揺は確実に理知のコントロールを揺さぶって、思考力や判断力を相当に減殺してしまう。

そして、その結果の停滞が更に動揺を増幅し、仕舞いには僕は転覆・沈没してしまう。

今、そんな感じ。

注:『XXXHolic』って良いタイトルセンスだと思います。中身は知りませんが。