夢日記051008
長く眠ればそれだけ多く夢を見る。
今日は三本立てで文章が非常に長いので、一本目以外は「続きを読む」に格納しますね。
興味がある方はどうぞ。
一本目-バス-
バスで名古屋観光。
野球の話をしていて阪神の落合監督の話になり、その手腕について今朝読んだ新聞が甘い評価をしていたことを俺が話した。
するとA.O.Uが前の席から体を乗り出してきて、「まあ、中京新聞は中日よりですから偏ってるんですよ」と言った。
それに対してバス運転手がアナウンス「中京新聞を馬鹿にしたのは誰ですか?」
面白いので俺は「こいつ、こいつ」と指差してやる。
すると運転手は、「ここは名古屋、中日へのこれ以上の悪口は許しませんよ。」と言った。
A.O.Uは首をすくめる。
変わりに今度は左斜め前の席から熊大のH助手が乗り出してきて、「名古屋に詳しい人いないの?」と言う。
俺は困って右を見ると通路を挟んで向こう側にIトウが座っていて、“俺に振るな”と言いたげな顔をしていた。
<・・・解る人にしか解らないけど、超異色の登場人物たちだな・・・>
二本目-物言わぬ目線-
亜熱帯の地。小さな集落を襲撃している。
茂みから飛び出すゲリラ、響く銃声、悲鳴、吹き出す血―ここは戦場。
屍を越えて進む軍勢。目的は不死の人間。
村から少し離れた場所、そこだけ木の生え方などが意図的で明らかに「聖域としてつくられた」という印象があった。
ここに目的の人物がいるはずだ。
中央にある草葺の庵の中に入る。
そこに居たのは老人と5、6歳の少年だった―。
場面が転換する。
そこは大型スーパーの中だ。俺は待っている。
殺気に満ちた気配が少しずつ近付いてくる。俺は待ち伏せている。俺を殺しに追ってきた筈の男を。
一瞬、見えた男の背中、思い切りホウキを振り下ろす。振り返った男のみぞおちに二撃目を見舞い、三撃目をあごをかすめるようにして喰らわせる。
あごを砕かれ気絶している男を後にスーパーを出た。背後から悲鳴が上がる。
駐車場に黒塗りのベンツが停まっていた。周りに黒服が集まって異様な雰囲気を醸し出している。
「いや、相変わらず素晴らしい手並みで。」そう言いながら黒服の一人が近付いてきた。
ひと睨み効かせて男の歩みを止める。「ああいう無駄はもうやめるんだな。」
どうもヤツラは俺をスカウトしたいらしいが、軍を抜けた以上二重に危険なマネはできない。
喧騒のスーパーを後にした。
久々の実家。旅館は鉄筋コンクリート作りの風情も何も無いビジネスホテルに成り下がっていた。
その隣のアパートもウチの経営だが、こちらは俺が知っている形のまま残り、時間の経過をその壁面に示していた。
遠くから立ち働く母を見た。ここへ来た目的の一つはそれで果たせた。
もう一つの目的を果たすため、アパートの非常階段を登る。
カン、カン、と乾いた音が辺りに響く。空気の冷たさがやけに印象的だった。
屋上まであとワンフロア。ふと、金属製の柱にナイフで刻まれたように鋭角的な文字が刻まれているのに気が付いた。それは全部で五行、こんな内容だった。
永遠監視者
生まれた日 2005.06.09
生きる日数 XXXXX
死んでしまう日 2011.05.09
死ぬ日数 XXXXX
青白い光が屋上で光るのを見た。俺は慌てて駆け上がる。
屋上で見たもの、それは青白い光を放ちながら浮遊する子供―監視者―。
それを見た瞬間に脳裏に浮かぶビジョン。エジプト、ローマ・・・あらゆる地域あらゆる時間、様々な人の庇護の下、歴史を見続けてきたことが一瞬で理解される。
6年がかりの大仕事が始まった。
<こんなのを見る自分の脳みそが不思議。映画とか漫画の影響なのは自分でも分かるけど、それにしては飛躍の度合いが高い。>
三本目-列車-
後輩三人と怪しげな中華飯店で昼飯を食った。
隣町にいくために電車に乗る。
中華飯店からずっと変な子供がついてきている。
後輩曰く、この子供は前に隣町に行ったときもついてきていて、途中で列車から飛び降りようとしたという。
何か心配なのであらかじめその子供をしっかり捕まえておくことにする。
<ええ、なぜこういう展開なのかは不明です。>