夢につき

遡行ごみ拾い/夢日記

*夢日記*090127.tue 川沿いを河口からごみ拾いをしながら遡って行くというイベントが今から始まる。 空模様はぱっとしないが、降り出しそうな気配はない。 海沿いの道の下を通る三面張りの水路を通過し、岬の丘を沿って次第に浅く広くなる流れを伝う。 コ…

いい時代になったものだ/夢日記

*夢日記*090126.mon 飲み会の待ち合わせまで時間があるので本屋に行った。 「GIANT KILLING」の9巻を買う。 かばんに入れようとしたらかばんがなかった。さっき立ち読みしていた場所においてきてしまったらしい。慌てて回収しに行く。 会場に着くとすでに…

せんぷうきゃく/夢日記

*夢日記*090124.sat 服部兄弟が家の外に居て俺の命を狙っている。 りゅういちが玄関を見張っていて、りゅうじが裏口に居る。 =*==*==*==*==*==*==*==*==*= せんぷうきゃくですね。 ドットが荒いまま人間サイズになるとそりゃあもう・・・

昼休み/夢日記

*夢日記*090121.wed 日差しの具合が柔らかいのに校舎の中は窮屈だ。 思い切って敷地を出て、さっぱりと稲穂が刈り取られた田んぼに出かけよう。 ここから川まではずっと田んぼで、視線がぶつかるものはその川の向こうの山くらい。 手を伸ばしても人を気づ…

ムーア/夢日記

*夢日記*090120.tue 胴までの高さに伸びた草原を、静かな川がゆるゆると流れている。 喫水の浅いボートに乗り、僕は川を下っている。 頭上の空ははっきりしない天気だ。 穏やかな風にうねる雲が次々に送られてくる。 ボートがしずしずと川岸に寄った。 草…

舞妓姿/夢日記

*夢日記*090117.fri 修学旅行の写真が配られた。 カメラマンがそれぞれに数ショットずつ撮っていてくれたらしい。 前の席の女の子の写真は、肩まではだけている舞妓姿の写真だった。 自らの手で抱き寄せた胸元が濡れ光っている。 顔立ちは鳥居みゆきみたい…

競艇/夢日記

*夢日記*090113.tue 弟は競艇選手なのだが、勝てずに苦しんでいる。 俺は弟がフライングをしたことがないことを指摘し、フライングするぐらい突っ込む気合が無いからダメなんだと喝を入れる。 そして、母親と観戦に行ったら見事にフライングをした。 フラ…

新ドラマ/夢日記

*夢日記*090109.fri 新しく始まったドラマを見ている。 遠く青く霞む山まで広がる田畑を背後に、若い男が堤防の上に立って川を見下ろしている。 濃い黒のスーツにワイシャツの襟は開いたままの男。髪は今風に整髪料で無造作な蓬髪に仕上げてあり、顔立ちは…

旧邸宅/夢日記

*夢日記*090107.wed 山中へと立派な石段が続く。 両脇を飾る木々は葉を落とした裸木であるが、その枝ぶりは静かな気品をたたえている。 しばらくあるくと巨大な門が見えた。 ここは江戸期の貴族の邸宅を改装して造られた旅館である。 潜り戸から中に入ると…

錆びた駅/夢日記

*夢日記*090102.fri 錆びた貨車が停まっているのを少しはなれたプラットホームから見ている。 赤茶けたレールに薄灰色にかすんだ大気がどこか遠く忘れ去られたかのような風景を作り出している。 しかし、僕はそれを今見た。 路地を歩く。 石綿スレートの波…

頭蓋骨/夢日記

*夢日記*081226.fri 久しぶりに研究室に顔を出したら4年生しかいなかった。 ちょっと奇妙な顔をされた。 しばらく研究室に居て、あごが出ているのを気にして触っていた。すると、頭骨の前面部分が上にずれ始めて、ひたいとつむじの真ん中くらいが盛り上が…

グライダー/夢日記

*夢日記*081221.sun 白いグライダーでゆったりと風に乗っている。 しばらく飛んでいると高度は少しずつ落ちていって、田植えを終えて2週間ほどしか経っていないであろう田んぼの端に静かに着地した。 降りて見るとグライダーは白い鳥のような形状をしてい…

漫画館/夢日記

*夢日記*081218.thr 今日も漫画館に来ている。 いつもどおり奥の書斎では漫画の神様が原稿を描いていて、 子供たちは好みの漫画を本棚から探している。 僕はまっすぐに廊下を通り抜けて庭に出る。 北側にある庭だが、建物の屋根の傾斜と築山の傾斜を計算し…

懐古主義/夢日記

*夢日記*0812.17.wed 朝から掃除をしている。 抽斗から懐かしいファイルが出てきた。 昔書いていた漫画だ。 背景までしっかり書かれていて、昔はこんなに書き込む持続力があったのにな、と嘆息する。 =*==*==*==*==*==*==*==*==*= 夢の中は何でもできてい…

哲学する絵画/夢日記

*夢日記*081216.tue 研究室の連中とパーティションを動かしたりして会場設営をしている。 研究室からいろいろと準備をしたものをもちこんで、忙しい。 気がついたらパーティは始まっていた。 つまり、セッションは終了している。 ほの暗い中で、灯火のオレ…

少年魔道士/夢日記

*夢日記*081215.mon (紆余曲折があったはずだが忘れてしまった) 予知通りに窓を破った石つぶてに続いて小柄なフード姿の人物が部屋に飛び込んできた。 それはともすれば小学校でも中級生程度の大きさで、俺はしっかりと予測された着地点で待ち伏せしてそ…

打ち切り/夢日記

*夢日記*081206.sat (全編、漫画です。) 「この学校には何かある」 主人公は呟く。 「なぜなら……こんな生き物がいるからだっ!」 そう声を荒げながら主人公は注に浮いている生き物?を指差した。 「いや、そんな漫画みたいな驚き方するなよ。俺はただの…

話し相手/夢日記

*夢日記*081130.sun (今日はどんな本を読もうか……) 俺は構内の書店を2階へと上がっていく。 「あら、今日は珍しい本が入ってますよ」 店員さんが声を掛けてくれる。 「え、どんな本ですか?」 「『太陽を見続けた男―×××伝』。熱核理論の研究者の評伝」 …

爆破解体作業/夢日記

*夢日記*0081129.sat みんなでラジオ局を訪れている。 プロデューサーに挨拶をして、今日の話に入る。 「えーっと、全員で出てもらうってことでいいのかな?それじゃあ、上にあがってもらって流れの確認をしましょうか」 プロデューサーの案内で3階まで上…

DDD?/夢日記

*夢日記*081122.sat 12畳はあろうかという洋間にいる。 薄いタイル張りの床面はほこりに汚れている。 部屋の一辺はすべてガラス窓だが、入ってくる角度の浅い陽光はほこりにも遮られて弱弱しい。 「この部屋で君は死んだんだね」僕は目の前の女性にそう言…

張子のDIO/夢日記

*夢日記*081111.tue バイト先に行くと、エレベーターで上がってすぐ真正面にある台にマンガと『つよ○す』と某ズボンアニメの箱が並んでいた。 唖然とした。 「え……いや、その……これは……どうして?」 「郵便で届いたんです」 「なぜに?」 「さあ?」 「い…

たどる道/夢日記

*夢日記*081110.mon 列車を降りて田舎道を歩いている。 陽光は柔らかいというよりも弱い。秋ではなく冬の始まりか――終わりのような陽気。 僕は歩いていく。 向こうから高校生くらいの男女の集団が歩いてくる。その中に見覚えがある少女がいた。 「こんにち…

冒険/夢日記

*夢日記081024.fri ゲームを買った。 説明書が分厚い(説明書=攻略本)、洋物のRPGである。 ムービーが始まった。 主人公は王子なのだが、彼を疎ましく思っている王に不穏な動きを見せている南方の帝国を探りに行くように指示される。 彼は剣一振りと限り…

悪霊と心臓/夢日記

*夢日記081023.thr 父方の祖母の家。 ガラス戸のそばのカーテンの中にまだ幼稚園の僕が見つからないように縮こまって隠れている。 表面をでこぼこに加工したガラスを透過してくる光が暖かい。季節は春である。 そんな僕に誰かがこう言った。いや、あるいは…

大洪水/夢日記

*夢日記081016* バスに乗っている。 ここは山奥。 アップダウンの激しい道を進む。 ダム湖が見える。 が、ダム湖の堤体のこちら側と向こう側とで水位が同じだ。 坂道をしばらく下るとひろびろと水面が広がっている場所に出た。 道路は水の中へと消えている…

奇祭/夢日記

*夢日記081014* 素っ裸で老若男女が背面の平泳ぎで川を泳ぐという奇祭が行われている。 僕は取材に来た記者。 どういう考えで参加しているのか聴いて来いという上司の指示で、祭りを終えて集落へ戻るバスに無理矢理乗り込んだ。 そしたら、乗り込む時に怪…

ヒトガタ/夢日記

*夢日記* 今はもう廃墟になっているであろう、かつての祖母の家の居間に座っている。 宅配便で小さな箱が届いた。 それはなんだか自分に良く似たプラモデルだった。 フレームから切り取って、胴体に腕や脚をつけて全身を完成させる。 良く見ると肘から肩に…

寝袋殺人事件/夢日記

■夢日記 早朝のデパートだ。 部分改装を控えていて、作業員が様々な機材を運び込む横を歩いている。 俺は書店に、弟はアウトドアコーナー、妹はアパレル系へと散った。 惣菜コーナーの匂いが俺の胃袋を刺激する。 と、通り過ぎた方向から悲鳴が上がった。 慌…

超弩級海戦/夢日記

■夢日記 艦が傾いていく。船倉から甲板へと浸水によって船員たちが追い出されてきた。 だが、外にも安全な場所は無い。周囲の駆逐艦からの銃撃と砲撃で船員たちは次々と命を散らせて行く。 更に、波間から敵潜水艦が浮上し、周囲の駆逐艦からも海兵が切り込…

寄宿舎の朝/夢日記

*夢日記081004.sat 僕は猫のように梁を伝って歩いている。 あるいは、今は猫なのかもしれない。 天井がなく、床と屋根の間には梁しかない。 その梁の上を歩いている。 いい匂いがした。 見下ろすと子供たちがおいしそうなシチューを囲んでいる。 黒い僧服を…