2009-12-22から1日間の記事一覧

アーシェラ・K・ル=グウィン『闇の左手』ハヤカワSF/読書感想

色褪せない名作だな。 すばらしい。 作中のゲセン人を「両性具有者」と表記するのには、ちょっと語弊があるように思う。 これは「雌雄同体」の類じゃなかろうか。 厳冬の世界、雌雄同体の人類、そこに降り立つたった一人の高度文明からの使節。 性別が存在し…